長く育てるための園芸スキル

コーヒーノキ 園芸全般
コーヒーノキ
記事内に広告が含まれています。

鉢植えを何年も元気に育てるには、水やりだけでなく、肥料や植え替えや剪定などのお世話が必要になります。

上手にお世話できると、室内にある観葉植物だけでなく、ベランダの多年草や樹木なども、何年も育てることができます。

今回は、長く育てるための園芸スキルについて書きたいと思います。

置き場所を選ぶ

植物によって好む環境が違うので、それぞれの植物に適した場所に置くだけで育ち方が大きく変わります。

どこに置くかは重要です。良い場所を選べば、その後のお世話がしやすくなります。

購入した植物のラベルには、たいていどんな置き場所が適しているかという説明が書かれています。

鉢植えの場合、簡単に移動させることができるので、季節や植物の調子を見て場所を変えることもできます。

※ 鉢植えの置き場所の関連記事

観葉植物をベランダに置くときに気をつけること
観葉植物は、基本的に日当たりの良い室内で育てることが多いですが、気温や日差しなどに気をつければベランダに置いても大丈夫な植物もあります。 日光を好む植物であれば、ベランダで日差しを浴びてますます元気になることもあります。ただし、真夏に急に直射日光を当てると葉焼けして一気にしおれてしまうこともあるので...

水やり

植物を育てるとき、水やりはとても重要です。水が足りないと枯れますし、やりすぎても根腐れします。

「水やり3年」という表現がありますが、実際に水やりをしていくうちに、ちょうど良い加減がわかってくることもあります。

季節や植物の種類など、さまざまな条件によって水の量や回数を調整することが必要です。

状態を見て水のやり方を調節できるスキルがあると、長く育てられます。

例えば、土の表面の乾き度合い、葉が水を欲しがっているようなしおれた状態を見分けられると、いろんな植物の水やりにも共通するところがあって、水やりが上手になります。

水をあげる前にしおれていた植物が、水やり後に葉にハリが戻って生き生きしてくるのを見ると、水やりがきっと楽しくなると思います。

ただし、植物の種類によって必要な水の量や頻度が違うので、最初は育て方の説明を調べて、植物の特徴を知っておくことも大切です。

※ 水やりの関連記事

水やりのポイント 上手にできると植物はよく育つ
冬になると、夏の時期よりも水やりの回数が少なくなってきます。 水やりを調整するには、季節に応じた植物や土の状態をよく観察していくことが大切です。水やりの仕方によって、植物の調子に大きな違いができます。 水はやらないと枯れますし、あげすぎても根腐れするので、適量があります。 「水やり3年」といって、水...
夏は水やりを多めにして枯らさない対策をしよう
7月になって、暑い日が増えました。よく伸びる植物は水をぐんぐんと吸って育つので、水が切れてしまいやすい季節です。 夏の場合、暑すぎてあっという間に土がカラカラに乾燥してしまうこともあり、枯れてしまうこともあります。 真夏の水枯れは、たった一日でも相当なダメージを与えたり枯らしてしまうこともあるので、...

肥料

肥料は、与えすぎると「肥料やけ」と言って根が傷んでしまいます。

とはいえ、鉢植えで長い期間育てようと思うと、肥料なしでは限界があります。適切な量の肥料を与えたほうがよく育ちます。

肥料にもいろいろな種類がありますが、鉢植えで育てるなら、最初にそろえるとしたら液体肥料のハイポネックス微粉ハイポネックスなどがおすすめです。

新芽やつぼみが出やすくなったり、葉や花の色ツヤが良くなったりします。

鉢植えでの栽培の場合には、化学肥料のほうが扱いやすく失敗しにくいです。

関連記事

メネデール(植物活力素)を使うタイミング
メネデールは、さし木する時に発根しやすくするために使われることが多いですが、植え替えや、植物が夏バテ気味だったり元気がない時にも使えます。 メネデールは、肥料成分のチッ素、リン酸、カリウムが入っていないため、肥料ではなく活力剤に分類されます。 メネデールには、鉄がイオン価された状態で含まれているため...
ガーデニング用品は必要に応じてそろえると便利
植物を育てていくと、道具が必要になってくるかもしれませんね。 最初は、家にあるグラスに入れたりして、いろいろグッズを揃えなくても植物を楽しむことができますが、慣れてくると、土を使って鉢植えにしたり、肥料などもあげたりしたほうが、元気に育ってお手入れが楽しくなります。 植物の種類や大きさによって必要な...

植え替え

植物が育ってきたら、鉢の中で根で詰まってしまうことがあり、新しい根が出れなくなると植物の元気がなくなります。

ひと回り大きな植え替えをすると、また新芽や新しい根が出てきて大きくなります。

これ以上大きくしたくない場合、古い根や根の先を1/3くらい切って同じ鉢に植え直すことで、根詰まりを解消してまたしばらく元気に育てることもできます。

根をほぐして植え替えるほうが良い植物もあれば、根を痛めないよう根鉢を崩さないようにして植え替えたほうが良い植物もあります。

植え替えの時には、根の状態を見ることができるので、根の性質や健康状態などについていろいろと勉強になります。

関連記事

オリヅルランの根は思っていたより太い
オリヅルランの植え替えをしたとき、鉢から抜いてみたら根が想像以上に太くて驚きました。 根にしっかり水分を蓄えて、乾燥にも耐えられるようになっています。逆に、水をやりすぎると根腐れしやすいようです。 購入してから最初の植え替えのとき、オリヅルランの根を見てみたら、怖いくらい根がぎっしりでした。 オリヅ...

支柱かけ

支柱を立てたほうが育てやすい植物があります。

生長に合わせて、茎にかけたひもやワイヤーを外したりかけ変えるようにしましょう。茎や幹が太くなってワイヤーがめり込んで跡がついたり取れなくなったりするからです。

朝顔などのつる性の植物などは、自然と支柱に巻き付いてくれます。

つる性のバラは、自然に巻き付くことはないので、2、3月の枝だけの時期に支柱などに枝を誘引します。

株分け

植物の種類によっては、新しい株ができて増えます。また、購入した鉢に苗が何本も植っていることもあり、大きくなるにつれて鉢が狭くなります。

鉢の植え替えの際に株分けすると、植物がのびのびと生長できるようになります。

株分けでは、一本ずつ分けるとき、根を傷めないように気をつけて作業します。

※ 株分けの関連記事

ミニガーベラの株分けをしました
ミニガーベラを植え付けてから1年近く経ち、お気に入りの花の色なので、株分けして増やせるかやってみることにしました。 よく花を咲かせて、夏と冬の厳しい季節も無事に越すことができ、株全体が大きくなりました。 葉の色が黄色っぽくなってきていたので、肥料が足りないせいか気になって、肥料をあげたりしていたので...
テーブルヤシの株分けの方法
テーブルヤシは、南国の雰囲気を出してくれてインテリアとしても使いやすいです。大きく生長するまでに時間がかかるので、机や棚の上にも飾りやすいです。 園芸店だけでなく、インテリアショップや100円均一などで購入できることもあります。 テーブルヤシは、一つの鉢に何本も植わっていることが多く、テーブルヤシが...
コーヒーノキの苗を株分けしました
ツヤのある葉で観葉植物として楽しめるだけでなく、花が咲いて実がなるコーヒーノキが気になっていたので、今年お迎えしました。 小さな苗ですが、大きく育てていきたいと思っています。 一つの鉢に4本の苗が植わっていました。 大きく育てたいので、1本ずつ分けて育てることにしました。また、見た目が可愛く育てやす...

剪定

茂りすぎたら、剪定します。

剪定が上手にできるようになると、何年も育てやすくなります。

樹形を整えたりするだけでなく、風通しが良くなって病害虫の予防にもつながります。

また、剪定によって花や果実の大きさや数を調節できます。

※ 剪定の関連記事

真夏のハイビスカスの切り戻し剪定をしてみました
8月の35℃を超える暑い日が続いた頃、ハイビスカスの葉が次々と黄色くなってしまいました。 黄色くなった葉は、再び緑色になることはないので、見栄えも良くないですし、取り除いてしまいましょう。 前日にも何枚か黄色い葉を取ったはずなのに、翌日も何枚か葉が黄色くなっていたりすると、心配になってきますが、ハイ...
小さなオリーブ苗の2年目の剪定
小さなオリーブの苗なので、大きくなるのか心配していましたが、春から秋にかけて枝を伸ばして元気に育ってくれました。 細い枝が伸びたままになっていると、ベランダで置く場所に困ってしまいますし、なかなか主軸となる幹が太くならないので、適度に剪定することにしました。 幼木ですが、形を整えるためにも、適度な剪...
ミニバラの冬剪定の方法
ミニバラの栽培を始めて初めての冬を迎える前に、冬剪定をしてみました。 一般的なバラは、春から秋にかけて花を咲かせ、冬には落葉します。 冬の時期は植え替えなどで根が切れたりしそうな作業や、剪定などをしても傷みにくい時期です。 わが家では、ミニバラのプリンセス・オブ・インフィニティ、グリーンアイス、スイ...
ブルーベリーの冬剪定
美味しいブルーベリーの実を成らせるためには、剪定が欠かせません。ブルーベリーは枝を多く伸ばし、花も多くつけますが、剪定せずにいると実が小粒になったり、実をつけすぎて栄養を使い切ってしまい、翌年には木が弱ってしまうことがあるようです。 ブルーベリーの剪定は、冬剪定と夏剪定があり、冬剪定はちょうど落葉し...
レモンユーカリ1年目の冬越しと剪定
冬越し後のレモンユーカリは、春になって脇芽が出てきました。 3月頃からいろんなところから芽吹き始めたので、芽吹く力が強いと感じました。 一回目は、ひょろひょろと細く伸びすぎている幹の先端を少し切り戻し、2回目は、少し経ってから多すぎる脇芽を減らしました。 5月になって、新しい葉が出てきているので、今...

害虫対策

植物を育てていると、ハダニやアブラムシ、カイガラムシなどがつくことがあります。

早めに気がつき、害虫の数を減らしたり、肥料をあげすぎないようにしたり、水やりで葉水をかけたり、適度に剪定して風通しをよくしておくことなどの対策を取ることができます。

害虫対策の薬剤などもあります。

小さな害虫の場合には、大増殖を防げば、急に枯れたりしないです。

虫がついたときにも、あわてずに上手にお世話できると、植物を長く育てられます。

関連記事

ハイビスカスがハマキムシの幼虫やハダニなどの害虫被害に遭っているサイン
ハイビスカスを育てるときに、ハダニは要注意です。あっという間に増えて、ダメージを与えます。 例えば、葉に小さな斑点模様がついたり、葉が全体的に黄色くなったりして、葉やつぼみが落ちてしまいます。 ハダニは、肉眼で確認できますが、0.2〜0.8mm程度と小さいので、注意していないと気が付かないことがあり...
ローズマリーが茂ってきたらハダニに注意
ローズマリーは、肉料理の臭い消しや香りづけに使うことができて、使いやすいハーブです。 常緑低木なので、一年を通して、少しずつ収穫できます。 3月に、ひと回り大きな鉢に植え替えしたり、少し肥料をあげた効果もあるかもしれませんが、4月になって気温が上がってきてから、ローズマリーが良く伸びてきました。 ふ...
アブラムシがついてしまった時の対策
大切にしている植物の新芽や蕾(つぼみ)にアブラムシがいるのを見つけてしまった時、ショックですね。アブラムシがまだ少ないうちに対策すると、被害を少なくできます。 アブラムシは、新しい葉っぱや蕾などを好みます。栄養を吸って植物を弱らせたり、植物がかかるウイルスを媒介したりします。 こまめにチェックして、...

まとめ

実際に植物を育ててみると、発見できることがいろいろあり、回復力の強さに驚くことがよくあります。

その一方で、放っておいたり、お世話の方法を間違えると弱ったり枯れたりします。

長く育てる面白さもあるので、いろいろな園芸スキルが身につくといいですね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました