美味しいブルーベリーの実を成らせるためには、剪定が欠かせません。ブルーベリーは枝を多く伸ばし、花も多くつけますが、剪定せずにいると実が小粒になったり、実をつけすぎて栄養を使い切ってしまい、翌年には木が弱ってしまうことがあるようです。
ブルーベリーの剪定は、冬剪定と夏剪定があり、冬剪定はちょうど落葉している時期にするので枝ぶりがわかりやすいです。
夏剪定は、葉のある時期にします。
苗を植えて1年目は、花芽を剪定して葉芽だけ残し、木を大きくすることに集中させました。
苗を植えてから2年目になる今年は、花芽を半分ほど残して実も収穫できるようにしたいと思っています。
ブルーベリーの基本情報
和名: ブルーベリー
英名; blueberry
学名: Vaccinium corymbosum
科名: ツツジ科
属名: スノキ属
原産地: 北アメリカ大陸
種類: 低木果樹
剪定の方法
剪定前には枝が多く、花芽もたくさんついていました。
枝が重なっているところや、長すぎるところをカットしました。
続いて、花芽が多すぎるところの数を調整しました。
枝や花芽をだいぶ減らしたつもりですが、まだ多いかもしれませんね。
その後、鉢を移動させているときに花芽が引っかかり、落としてしまった花芽もあります。多すぎる花芽は、様子を見ながら今後も減らすことにするかもしれません。
フェスティバル(ラビットアイ系)
【2023年3月7日】剪定前

【剪定した花芽】

【剪定後】
あまり変わっていないようにも見えますが、花芽を少し減らしています。
昨年の葉が残っていますが、春に新芽がたくさん出てくる予定なので、剪定のあとで少しずつ古い葉を落としました。

ブライトウェル(ラビットアイ系)
【2023年3月7日】剪定前

【剪定した枝と花芽】

【剪定後】

剪定すると良くなること
・風通しが良くなったり、日光が全体に当たり生育が良くなる ・花芽の数を減らすことで、大きな実になる ・剪定すると、元気な枝(シュート)が出やすくなる ・実をつけすぎないようにすることで、木が弱るのを防げる ・伸びすぎた枝を切り、コンパクトに育てられる
美味しい実をつけたり、元気な木にして翌年以降も実がつくようにするには、剪定が効果的です。
剪定した枝から花が咲く
昨年の秋頃に剪定した枝を花瓶に入れたまま冬を越し、3月になってブルーベリーの花が咲きました。2月末に剪定した枝からも花が咲きました。

実がなるまでは栄養が足りなくなると思いますが、花は意外と咲いたりするので、剪定した枝を切り枝として楽しむこともできると思います。
花が咲いた枝を水に数ヶ月つけていますが、根はまだ生えてきません。
挿し木をしたいのであれば、水栽培ではなく土に挿し木をした方が成功しやすいと思います。
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まとめ
ブルーベリーの剪定は、美味しい実をつけてさらに何年も育てていくのに必要な作業です。
たくさん花芽を残しておきたくなりますが、厳選して栄養を集中させた方が実が大きく美味しくなるようです。
剪定後には肥料をあげました。
もっとたくさん枝を減らした方が良かったかもしれませんが、その後様子を見てさらに追加で剪定するかもしれないです。
今後のブルーベリーの生長が楽しみです。
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