3月になって、ガーデンシクラメンの花がたくさん咲いてきて、気がつけばこんなにたくさんになっていました。
昨年12月頃にはほとんど花が咲いていなかったのですが、葉が元気だったので、3月まで待ってよかったです。
昨年も今年も、ガーデンシクラメンの花の見頃のピークは3月の半ば過ぎでした。
今回は、ガーデンシクラメンの生長を振り返ってみたいと思います。
ガーデンシクラメンの基本情報
学名: Cyclamen persicum
別名: ミニシクラメン
科名: サクラソウ科
属名: シクラメン属
原産地: 地中海沿岸
特徴: 半耐寒性球根植物です。一般的なシクラメンよりも寒さに強く、ガーデニングに向いています。
1年目
写真は残っていないのですが、1月~2月頃に購入し、ガーデンシクラメンの花を楽しみました。
【2021年8月26日】
1年目の花後の様子です。
葉が一枚もない状態から、来シーズンに本当に花が咲くのか自信がなかったのですが、球根の表面に小さな芽のようなものができているのを発見して、そのまま育ててみることにしました。
最初は、植え替えをせずにビニールポットのまま育てて花が終わり、葉も枯れて夏を越したところからスタートしました。
ドライ法で夏越ししました。
夏の終わりに、植え替えて水やりを開始して、葉がでてきて、次の花のシーズンに向けて育てました。
【2021年11月11日】
11月にはだいぶ葉が増えてきました。
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2年目
【2022年3月24日】
2シーズン目のガーデンシクラメンが満開のときの様子です。1年目と比べて、花の量が2倍以上ありそうなくらいに増えました。
5月以降、葉をできるだけ残したまま、ウェット法で夏越して、3シーズン目に向けて育てました。
【2022年9月14日】
花が終わったあと、暑さで葉が黄色くなり、だいぶ少なくなりましたが、全部葉がなくなる前に新しい葉が出てきました。
【2022年10月11日】
夏の終わりころに、ひと回り大きな鉢に植え替えました。
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3年目
3年目の花は、2年目よりも多くなっていました。
花が咲く前の葉のボリュームも多く、しっかりとありました。
室内用のシクラメンは12月頃から満開状態でお店に並びますが、その頃のガーデンシクラメンには、まだほとんど花が咲いていなくて心配になりましたが、3月に向けて花が増えていきました。
【2022年12月20日】
12月の花は色がまだらで発色が悪く、数もまばらでした。
【2023年1月15日】
少し花が増えましたが、あまり花に元気がないような感じでした。
【2023年2月27日】
2月になってからは、きれいな花が次々と咲き始めました。
【2023年3月21日】
2月の終わりごろの時点で、そろそろピークかなと思っていたのですが、3月半ば過ぎになってさらに花が増えました。
【2023年3月27日】
また少し花が増えたような気がします。
真上から見るとこんな感じです。
やはり、花数が多いですね。このボリュームは、3年目だからこそできたと思います。
明らかに昨年よりも花が増えていました。
年数が増えるごとに球根が大きくなって、葉や花の数も増えるようです。
※ その後の夏越しの様子
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まとめ
ガーデンシクラメンは、夏越しができれば何年も楽しめる可能性があります。
冬から早春に向けてきれいに咲いてくれるので、ベランダで育てるのにおすすめの花です。
真冬でもベランダに出したままでも大丈夫でした。気温がマイナスになるような寒気団が来るときは、夜だけでも室内に入れると良いかもしれません。
とても寒い日に外に出していたら、葉の淵が何枚か縮れたように傷んでいました。とはいえ、全体が枯れるほどのものではなかったので、寒さに強く外で育てやすい品種だと思います。
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