これまで冬の時期に生長を止めていた植物たちが、気温が上がってくる3月頃に新芽を伸ばし始めます。
3月になる頃に、肥料をあげたり、室内に入れていた鉢植えをベランダに出したり、植物の種類によっては、植え替えや剪定などの園芸作業が始まります。
一気に芽吹きだすタイミングに合わせて肥料をあげると、より元気に育つと思います。
今回は、今年(2023年)3月の園芸作業について書きたいと思います。
肥料をあげる
植物が生長を休んでいる12月~2月頃は、肥料やけを防ぐために、肥料を与えないでいましたが、3月になる頃から肥料を開始します。
観葉植物全般、ミニバラ、ブルーベリー、オリーブ、ガーデンシクラメン、ミニガーベラ、ハイビスカスなどの植物にそれぞれ粒状の肥料や、微粉ハイポネックスをあげました。
また、2000倍くらいのメネデール液もあげました。
気温が上がってきた3月後半には2000倍くらいに希釈した液体肥料(ハイポネックス)もあげました。
芽吹くときに合わせて肥料をあげると、新芽の勢いも増すような気がします。
【ミニバラ】2023年3月10日
![ミニバラ](https://bhgreen.com/wp-content/uploads/2023/03/4DA11FBB-75F0-4C3F-81DB-FF0F2199A93C.jpeg)
ミニバラに肥料やメネデールをあげた後、大きく勢いのある葉が出てきました。
【2023年3月23日】
気温が上がってきた3月後半になって、伸びるスピードがぐんと上がりました。
![ミニバラ(プリンセスオブインフィニティ)](https://bhgreen.com/wp-content/uploads/2023/03/A786C024-25F7-495C-8E5F-F21C3CDF6D76.jpeg)
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日光を当てる
日差しが強くなってくるので、葉が日光に当たるように、室内の鉢植えをベランダに出して日光に当てるようにしています。
朝晩は気温が冷えるので、はじめのうちは午前中だけや、日中だけにして、夜間は室内に入れたりしています。
【パイナップル】
![パイナップル](https://bhgreen.com/wp-content/uploads/2023/03/95537FA7-2D6A-4E84-B040-96E861013B67.jpeg)
パイナップルを3月初めからベランダに出しました。
大きいので、そのまま夜間もベランダですが、傷むことなく大丈夫そうです。3年目になるので、パイナップルにも体力がついている感じがします。
![](https://bhgreen.com/wp-content/uploads/2021/11/E37E9832-C5F7-410A-86F6-A9CA5E838F58-160x160.jpeg)
【フィカス系】
フィカス系の観葉植物は、日中だけ外に出したりしています。徐々に新芽が出始めました。同じフィカスの仲間でも、種類によって、新芽が出るのが早かったり遅かったりします。
![](https://bhgreen.com/wp-content/uploads/2022/04/585A9A8E-539C-48AD-A395-379E9EB67E2E-160x107.jpeg)
水やりの頻度が少しずつ上がる
気温が上がったことと、新芽が出始めて活発になってきたこともあって、土が乾くのが早くなってきたので、水やりのペースが上がってきています。
真夏ほどではありませんが、3月は意外と乾燥しやすいので、2月までより水を多くあげています。
花がら、傷んだ葉を取る
![ガーデンシクラメン](https://bhgreen.com/wp-content/uploads/2023/03/513C8129-630D-40E6-8299-56C5A1285898.jpeg)
シクラメンの花が終わったら摘み取っておくと、見栄えが良くなるだけでなく、その後に結実するのに栄養をとられないようにできるので、元気に育ちます。
ガーデンシクラメンが満開になってくるので、花がら摘みがこまめに必要になってきました。
![](https://bhgreen.com/wp-content/uploads/2023/03/B8BF3AE6-308F-4E63-B790-70EBB2C4ED91-160x107.jpeg)
ガーベラは、早めに摘んで切り花として部屋で楽しんでいます。
オステオスペルマムも、切り花にしたり、しおれてしまった花は早めに摘むようにしています。
その他の植物全般、黄色くなったりして傷んだ葉は、見つけたら摘み取ります。
剪定
【ミニバラ】
ミニバラやバラは、葉がない冬の時期が剪定の時期で、わが家では1月や2月頃に剪定しました。
3月になったら新芽が出てきたので、ミニバラの剪定は3月の初めまでに終わらせておくと良いと思います。
![](https://bhgreen.com/wp-content/uploads/2023/01/33A7CAB4-FF2C-437C-BEF2-17B3AC366F3E-160x107.jpeg)
【オリーブ】
オリーブの剪定は、冬に入る前に済ませていたので、3月は剪定しませんでしたが、伸びすぎている枝があるなら、3月頃にも剪定できると思います。
![](https://bhgreen.com/wp-content/uploads/2022/12/7E5B3A93-7B6F-4A7D-B5E9-1BD6DAE4C6D3-160x107.jpeg)
【ブルーベリー】
ブルーベリーは、3月初めに剪定しました。苗を植え付けて2年目に入るのですが、木が若いうちからたくさん実をつけてしまうと弱ってしまうということで、花芽を半分くらいに減らし、伸びすぎた枝を短くしました。
苗を植えて1年目は花芽を全部落として木を大きくすることに集中したので、今年は少し実がなるようにしたいと思っています。
ブルーベリー剪定は、適度な感じがまだわかっていないので、試行錯誤でしています。
![](https://bhgreen.com/wp-content/uploads/2023/03/7CAC5D99-B3AD-49A5-88C0-9D4934DD8684-160x107.jpeg)
植え付け・植え替え
観葉植物の植え替えには少し早いですが、鉢をひと回り大きくするような根をたくさんいじらない植え替え(鉢増し)であれば大丈夫だと思います。
【フィカス・バンビーノ】
100均で購入したフィカス(バンビーノ)を鉢に植え付けました。
![フィカス・バンビーノ](https://bhgreen.com/wp-content/uploads/2023/03/F1AA5B11-46CF-4D52-A2D5-30A64D1E8776.jpeg)
【オステオスペルマム】
購入した花苗を植え付けました。
![オステオスペルマム](https://bhgreen.com/wp-content/uploads/2023/04/4EA0B6E1-11D4-48A3-890A-A0D59374ECAC.jpeg)
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また、落葉樹のミニバラ、ブルーベリーなどは、まだ葉が展開してくる前の3月頃までに植え替えをするとちょうど良いです。
パイナップル、レモンユーカリ、ラベンダーなどを3月から4月くらいの間に鉢増ししたいと思っています。
株分け
【ミニガーベラ】
ミニガーベラの株分けをしました。
咲いている花を切り花にしてから、植木鉢から取り出し、二つに分けました。
根がぎっしりで、根詰まり気味だったので、植え替えを兼ねて株分けできてよかったです。
![ミニガーベラの根](https://bhgreen.com/wp-content/uploads/2023/03/B0438051-3C6E-41C5-A28C-10BB457A448F.jpeg)
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まとめ
3月は新芽が一気に動き出す時期なので、見ていて楽しいですが、お世話することが増えてくるので、水やりや肥料やりなどを生長に合わせてしていきます。
植え替えは、種類によって適期が違っていて、落葉樹は冬の葉がない時期、観葉植物などは春から初夏にかけての暖かい時期が向いています。
春から秋にかけては、植物がよく育つので、園芸を始めるのにも楽しい季節だと思います。
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