今年の4月の園芸作業(2023年)

ミニバラ(プリンセスオブインフィニティ) ハーブ・果樹
ミニバラ(プリンセスオブインフィニティ)
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4月に入ると気温が上がり、多くの植物が新しい葉を出し始めます。

とくに落葉樹のミニバラやブルーベリーなどの新芽がどんどん伸びていく様子は、見ていてとても楽しいです。

土が乾くのが早くなってくるので、水やりの頻度や量が少しずつ増やしています。

植え替え作業などの園芸作業もしやすい季節になってきました。

今回は、今年の(2023年)4月の園芸作業について書きたいと思います。

水やり

4月になって、水やりの頻度と量が少し増えました。

ミニバラとブルーベリーは、雨の日以外はほぼ毎朝水をあげています。

室内の観葉植物は、週に1~2回です。

ベランダの観葉植物とその他の植物は、土や葉の状態を見ながら週に3~6回水をあげています。

土の表面が乾いてきたら水をあげるのですが、鉢が小さかったりすると土が乾くのが早いので、水やりの頻度が上がります。

4月になると、急に気温が高くなる日があるので、水切れしてしまわないように、土や葉の状態を見て水やりするようにしています。

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肥料

液体肥料(ハイポネックス)やメネデール、小粒の化学肥料、小粒の有機肥料などを与えました。

ベランダや室内で栽培する場合、化学肥料の方がコバエなどが発生しにくいということなので、化学肥料だけでも良いと思います。

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【有機肥料を使う時にはコバエに要注意】

粒状の有機肥料は、美味しい野菜や果物を育てるというパッケージで、良さそうだったので使ってみました。

気になるにおいもなく、化学肥料とほとんど変わらないように思いましたが、室内の観葉植物にも使ってしまったせいか、コバエを見かけるようになりました。

土の表面に赤玉土や鹿沼土や無機質の化粧石など、有機物が含まれていない土で覆うことでも予防できることがあります。

有機肥料の説明書きに野菜や果樹のための分量しか記載されておらず、観葉植物用ではないので、ベランダ栽培のものだけにしておいた方が良いかもしれませんね。

有機肥料の粒の効果があったのか、化学肥料でも同じ効果かはっきりしませんが、有機肥料を3月にまいていたバラやオリーブが、とてもいい感じに伸びてきています。

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剪定

オリーブは12月初めに剪定していたので、今年の春は剪定しませんでした。

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ブルーベリーの花芽が多かったので、少し落としました。

フィカスの下の方の傷んだ葉を落としてすっきりさせました。

花がら摘み

ガーデンシクラメン

ガーデンシクラメン
ガーデンシクラメン(2023年4月25日)

ガーデンシクラメンの花が終わって花びらがしおれてくるので、花がらを茎の根元から取ります。

花びらが取れた花茎の下の方を持ってそっと引っ張ると根元から取れます。

残しておくと、種ができるまで栄養をたくさん使うので、花びらだけでなく茎の根元から取るようにすると株全体が充実します。

花がら
花がら

一日にこのくらいの量の花がらを取りました。

ブルーベリー

花が終わると白い花びらが落ちるので、ほうきで掃いてそうじします。

うまく受粉できなかった花も落ちていきます。

花が咲いてみると、全体的とのバランスで花が多すぎてしまうことがあります。その場合、すべてに実をつけるのではなく、いくらか花を落として減らしておくと、大きな実ができるように調節できます。

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害虫のチェック

よくある害虫】
・ハダニ
・アブラムシ

ハダニ

4月になってから、ミニバラにハダニがついていたので、指でつぶし、霧吹きで水をかけて対処しました。

ハダニは増えてしまうと駆除が難しくなってくるので、早めに対処するのがポイントです。

ハダニ小さくて、葉の裏などに上手に隠れてしまうので、こまめにチェックして見つけ次第駆除します。

また、葉が混み合ってくると発生しやすいので、傷んだ葉を取り除いたり、剪定して全体の風通しを良くすると害虫予防につながります。

アブラムシ

小松菜
小松菜

また、アブラムシが小松菜の花の茎についていました。

セロハンテープにつけて取り除く方法もありますが、アブラムシが増えすぎるとセロテープで取ったり指でつぶすのが大変になってくるので、増える前に取り除くようにします。

慣れていないと、茎にびっしりついているアブラムシを見たら、気持ちが滅入ってしまうかもしれませんが、部分的であれば、その部分の茎や葉を切り取るだけで対処できるかもしれません。

市販の殺虫剤もあるので、必要に応じて使うと良いと思います。

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植え替え

【ペンタス】

ペンタス
ペンタス(2023年4月25日)

挿し木にしていたペンタスを少し大きな鉢に植え替えました。

室内で冬越ししましたが、春先の早めの時期からベランダに出したので、葉が寒さで傷んだ部分がありますが、元気を取り戻しました。

つぼみがついているので、4月末か5月頃から咲き始めそうです。

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種まき

バジル
バジル(2023年4月25日)

バジルとシソの種をまきました。

バジルは順調に芽が出ましたが、シソはまだ出てきていません。

一年前に購入した種なので、発芽率が下がっているかもしれませんが、もう少し気温が上がってからの方がよいかもしれません。

バジルとシソは夏の料理に仕えて便利なので、今年も育てたいと思います。

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まとめ

春になると、水やりや肥料をあげるなど、お世話することが増えますが、枝葉が伸びたり花が咲いたりという生長が見られて楽しくなってきます。

アブラムシやハダニなどの虫も出てきやすくなってくるので、早めに見つけて取り除くと被害を少なくできます。

また、花がらや傷んだ葉を取り除いたり、混み合った部分を剪定してすっきりさせると、見た目が良くなるだけでなく病害虫予防になります。

バラやラベンダーがこれから咲きそうなので楽しみです。

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