5月前半に春一番のミニバラが咲き終わり、四季咲きの品種なので、6月の後半にももう一度咲きました。
気温が上がって、水やりが遅れて葉が枯れてしまった部分もありますが、新しい葉をさらに伸ばして、茂ってきました。
昨年から植え替えをしていないので、鉢が小さめで、土が乾くのがとても速くなっています。
夏に向けて、伸びているミニバラの枝葉を剪定して少しすっきりさせようと思います。葉がすっきりすると、水分も全体に行きわたりやすくなると思います。
ミニバラの基本情報
【ミニバラ】
学名: Rosa
英名: Miniature rose
和名: 薔薇
科名: バラ科
属名: バラ属
分類: 落葉低木
ミニバラの花後の剪定と夏剪定
【花後の剪定】花が咲いた後
花が咲き終わったら、花の部分だけでなく、茎の部分もいくらかつけて5枚葉のある上の位置で切ると、剪定になります。
例えば、下の写真のように花が咲いていたら、青い線のあたりで切ると、程よく剪定になります。
切ったところの下の節から新芽が出てきます。
【夏剪定】
枝葉が伸びてきたり、茂ってきたら、風通しを良くするために剪定できます。
ミニバラの育て方として、夏(8月~9月)に全体の高さの半分くらいに剪定するなどと書いてあることが多いです。
全体的に枝の高さを整えるように剪定すると、樹形が整いますし、その後の花が同じ時期に一気に咲いてくれるようになります。
全く剪定しないでいるより、適度に剪定するほうが、ミニバラは元気に育ちます。
夏剪定すると良い理由
【夏剪定をすると良い理由】
・風通しが良くなり、病害虫を予防できる
・鉢と枝葉のバランスが良くなり、根の負担が減る
・残った枝葉に栄養を集中させることができ、元気な新芽が出てくる
・次の花が一気に咲くようになる
・枯れた葉も取り除かれて見栄えが良くなる
・ベランダがすっきりする
葉が茂りすぎると風通しが悪くなって、病害虫がつきやすくなります。
また、葉の量が適量になると、水やりをしてすぐにカラカラに乾いたりしにくくなります。育てている鉢の大きさで管理しやすくなります。
枯れてしまった葉が一緒に取り除かれるので、見栄えが良くなります。
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ミニバラの夏剪定の様子
全体の株に対して植木鉢が小さいので、茂った葉を剪定すると、根と葉のバランスが良くなります。
夏剪定に一般的な8月~9月より時期が早いので、剪定後もまた伸びるので、必要に応じてさらに剪定していくかもしれません。
花後の剪定と夏の剪定を兼ねたような剪定になっています。
まずは、ミニバラのスイートチャリオットという品種の夏剪定をしました。
花のつぼみは枝の先の方につくので、剪定するとしばらくの期間花が咲きません。ちょうど花が終わる頃のタイミングが剪定に向いています。
【剪定前①】2024年7月4日
【剪定後①】2024年7月4日
長い枝や、細すぎる枝を剪定しました。
【剪定前②】2024年7月4日
同じ品種(スイートチャリオット)の鉢がもう一つあり、こちらも夏剪定しました。
乾燥によって、枯れてしまった葉もあり、ぼさぼさしています。
【剪定後②】2024年7月4日
枯れた葉、細すぎる枝、込み合った枝などを剪定してすっきりさせました。
まとめ
ベランダの鉢植えの数が増えてきて、管理が追い付かなくなりかけていましたが、ミニバラの剪定をしたことで、見た目がすっきりしてベランダでの水やりがしやすくなりました。
植物が小さなうちは、もっと大きくなってほしいと思っていますが、伸びすぎると手に負えなくなって、さらに病害虫がつきやすくなったり、植物に元気がなくなったりしやすくなります。
剪定したことで、だいぶすっきりしました。もう少し剪定しても良いかもしれません。また茂ってきたら剪定しようと思います。
植木を長い期間楽しむためには適度な剪定が欠かせません。
剪定していくと、限られたスペースでもガーデニングを快適に楽しめます。
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