今年の8月の園芸作業(2023年)

ハイビスカス ハーブ・果樹
ハイビスカス
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8月にした園芸作業は、水やり、肥料やり、夏剪定、花がら摘みです。

暑い夏の中、枯れないように水やりをすることに特に気をつけました。乾燥しやすいので、1日水やりをしないだけで枯れてしまう場合もあるからです。

すくすくと植物が生長しやすいので、緑を楽しめる良い季節だと思います。暑い日でも、葉が風に揺れているのを見ると、少し涼しく感じます。

涼しい時間帯を見つけて、伸びすぎた枝を切ったり、ラベンダーやオステオスペルマムの茂りすぎた部分を剪定したら、ベランダがすっきりしてお手入れしやすくなりました。

水やり

8月の水やりは、いつもより多めにあげています。特にベランダの鉢植えは土が乾くのが早くなるので、ほぼ毎日、ときには朝晩水やりをします。

夕方に見て、特にしおれていなければ、1日1回の水やりで大丈夫だと思います。

室内の植物も、1〜3日に1回くらい水をあげています。鉢の大きさや植物の種類によって水やりの頻度が変わります。

水のやり過ぎで根腐れするおそれもありますが、水が足りないとしおれて枯れますので、水やりは重要です。

ラベンダーなど、乾きやすい植物をよく見てみると、葉のボリュームがありすぎる状態だったので、少し剪定しました。葉を減らすことで、必要な水の量も少し減りますし風通しが良くなって蒸れにくくなって病害虫がつきにくくなる効果もあります。

水やりをしやすくするのに、適度な剪定も効果的だと思います。

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肥料やり

真夏は肥料やけしやすいので、規定量よりさらにうすめたり、1/2量などにして少なく与えるか、水やりだけにしても良かったりします。

夏バテ気味の植物には、活力液を与えるのも効果的です。

よく枝葉が伸びているときに、適度に肥料をあげるとさらによく伸びます。

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夏剪定

【オリーブの剪定】

オリーブ(ミッション)
オリーブ(ミッション)

葉が茂りすぎて世話しにくくなってきたように感じるときは、剪定すると良くなるかもしれません。

茂りすぎると、水が切れてしまうのが早くなって枯れやすくなったり、風通しが悪くて病害虫の被害を受けやすくなったり、枝葉がじゃまになって水やりや植物のお世話をしにくくなって、放ったらかしになりやすくなります。

せっかく増えた葉を切るのをもったいなく感じましたが、剪定してみるとすっきりして植木のお世話をしやすくなりました。

また、剪定したほうがかえって植物が枯れにくくなり、長生きできるようになったと思います。

ハダニやアブラムシ、カイガラムシなどの虫からも、剪定して風通しをよくしていると、被害を減らせます。

枝葉をすっきりさせておくと虫がつきにくくなることもありますし、虫がいるときに発見しやすく早めに対処しやすいです。

夏剪定した植物】
・ラベンダー
・スペアミント
・オリーブ
・ブルーベリー
・ハイビスカス
・オステオスペルマム
・ベンジャミン
・ポトス
・アイビー
・レモンユーカリ

2023年7月、8月に夏剪定したのは、上記の植物です。

ラベンダーやスペアミントなどのハーブは、乾燥させて香りを楽しむことができます。お茶パックに入れてお風呂の入浴剤として使おうと思っています。

【スペアミントの剪定】

スペアミント
スペアミント(2023年8月10日)

スペアミントの伸びた部分を剪定しました。下の方から脇芽が出てきています。

他にも、剪定したラベンダーの葉も良い香りがします。

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咲いた花は、しおれる前に摘み、黄色くなった葉は取り除きます。

花がらや葉がらを早めに取ると、植物がエネルギーを新しい葉に集中しやすくなり、生育がよくなります。

8月はハイビスカスやミニバラの花がらをよく摘みました。

暑くなるとハイビスカスの葉が黄色くなったりします。今年は黄色くなる葉が少なかったですが、水切れに注意するようにしています。

古い葉が落ちる場合もあります。

【ガーデンシクラメン】

ガーデンシクラメン
ガーデンシクラメン(2023年8月10日)

ガーデンシクラメンの葉は全部枯れたので、このまま夏越しです。土が乾いたら水やりをしています。

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台風対策

台風7号が近づいてきたとき、ベランダの鉢植えが倒れたりしないように、前もって鉢植えを室内に移動させました。

室内に入れてみると、昨年よりも植物が大きくなったのを実感します。

台風の前に夏剪定をしていたので、室内への移動が少し楽になりました。

少しくらいの風ならベランダに出したままでも大丈夫ですが、暴風警報が出るほどの台風の時にはベランダの鉢植えやグッズを室内に入れて物が飛んで行ったり壊れたりするのを予防しましょう。

植え替え

8月末になって、気温が少しだけ下がってきた頃、観葉植物の植え替えをしました。

植え替えたのは、フィカス・ウンベラータ、フィカス・バンビーノ、フィカス・ベンガレンシス、パキラです。

35℃を超えるような暑さの時には、体力的に大変ですし、植物も暑さに耐えている状態なので植え替えは向きませんが、そろそろ9月が近づくころには、植え替えもしやすくなってきました。

今年の夏は、フィカス系がとてもよく伸びました。

パキラは、鹿沼土100パーセントに植えていたさし木苗を土に植え替えました。ガラス容器の底から見ると、根が伸びていたのですが、植え替え時に根が切れてしまいました。

今後また新しい根が出てきてくれることを願います。

ガラス容器に入った鹿沼土は、乾燥させたら容器の下の方で土が固まってしまって、植え替えしにくかったです。水をあげて湿った状態の方が取り出しやすかったかもしれません。

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まとめ

夏の園芸作業は、屋外でする場合には暑いので時間帯を涼しい朝や夕方にして熱中症対策をするようにしましょう。

あまりに暑い日や時間帯によっては園芸作業の予定をずらす必要があるかもしれません。

基本的に、8月は水やりが一番大切で、涼しい時間帯のタイミングを見て肥料やり、夏剪定などをしました。

剪定作業はまだ慣れませんが、もったいないと思わずに適度に切ったほうが植物が長持ちするのを感じました。

茂りすぎたりして扱いにくくなったところに剪定したところ、その後のお世話をしやすくなりました。

今年も台風が来たので、ベランダを室内に移動させました。

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