サンスベリアは、春〜秋にかけて葉が増えたり、子株が出てきたりして大きくなっていきます。
鉢がいっぱいになるくらい茂っていたら、植え替えが必要です。
サンスベリアは、冬の間ほとんど水やりしなくても枯れないくらいの強さを持っていて、水やりの回数も少なくてとりわけ手間のかからない観葉植物だと思います。
葉を鑑賞する観葉植物の中でも、多肉植物なので、乾燥に強い特徴があります。
水をやりすぎないほうが、上手に育てられます。
マイナスイオンを放出し、空気をきれいにするということでお部屋に置いている人も多いかもしれませんね。
丈夫で増えやすいので、2年に一度くらいのペースで植え替えると良いと言われています。
適度に植え替えると、長くサンスベリアを楽しめます。
サンスベリアの基本情報
サンスベリア(サンセベリア)
別名: トラノオ、アツバチトセラン(暑葉千歳蘭)
英名: Snake Plant
学名: Dracena trifasciata
科名: キジカクシ科
亜科: スズラン亜科
属名: ドラセナ属
原産地: アフリカ
種類: 多肉植物、観葉植物
サンスベリアの植え替え
観葉植物の培養土や、サンスベリアの培養土を使って植え替えます。どちらでも大丈夫です。
植え替える前、1週間以上水やりを控えておくと作業しやすいと思います。
【用意するもの】 ・新しい鉢 ・鉢底石 ・観葉植物の培養土(または、サンスベリアの培養土など) ・赤玉土 ・ビニール手袋や新聞紙など
場所と道具を準備してから、サンスベリアを鉢から抜きます。
根が張っていると、鉢から取り出しにくいこともあります。
なかなか取れなくて引っ張ったので、下の方の根がちぎれてしまいました。
根は、意外と細めでした。
植え替え時には、傷んで黒くなっているような古い根は取り除きます。
ある程度根は残っているので、新しい鉢で、また根は伸びていくと思います。
このとき、これから出てくる予定の新しい子株がついていることがありますので、子株や、全体の量を半分にするなどの株分けをすることもできます。
清潔な刃物で、株分けをしたい部分を切り取ります。
新しい鉢に、鉢底石、観葉植物の土を入れてから、サンスベリアを入れ、まわりの隙間に観葉植物の土を入れていきます。
最後に、表面に赤玉土を敷きます。
たっぷり水を注ぎ、数日間は風通しが良く直射日光の当たらないところに置きます。土の表面が乾燥するまでしばらく水やりは控えます。
サンスベリアの増やし方
サンスベリアは、株分けや葉挿しで増やすことができます。
いずれの場合でも、5月~7月頃だと生育期なので失敗しにくいです。
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根腐れに注意
植え替え前の2〜3週間ほど水やりをしていませんでしたが、下の方の土は湿っていました。
土がカラカラに乾燥していると予想していたので意外でした。
サンスベリアは、ほかの観葉植物とは明らかに必要な水やりの頻度を少なくした方が良いことがわかりました。
水はやりすぎないようにした方が良いです。
土の表面が乾燥しているのを確認してから、鉢底から水が出てくるまでしっかり水やりをしますが、受け皿に水をためないようにします。
土の表面に赤玉土を敷いておくと、土の表面が乾燥すると土の色が明るくなるので分かりやすくなります。
サンスベリアは多肉植物なので、サンスベリア専用の培養土は水はけが良い土になっています。一般的な観葉植物専用の培養土でも問題なく育てられます。
植え替えのタイミング
これから生長していく、5月〜6月頃は、植え替えに向いています。
今回の植え替えのように、根がプチプチと切れてしまっても、サンスベリアの元気の良い季節だと回復しやすくなります。
植え替えは、真冬と真夏を避けると良いです。
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適切な鉢の大きさにしよう
植え替えせずにずっと育てていると、鉢から取り出しにくくなってしまいます。
ひと回りかふた回り大きな鉢に植え替えると、また株を増やして生長していきます。
同じ大きさの鉢に植え替える場合には、株分けして、株の数を減らすと、元の鉢に収まるようになります。
今回、7号のロング鉢に植え替えましたが、鉢が重たいと感じるようになりました。
次回以降は、鉢をこれ以上大きくしないようにしようかと考えています。7号鉢でも、びっしり生えていると、存在感が出ます。
どの大きさで楽しむかは好みもありますが、鉢が大きいと、移動させたり植え替え作業が大変になってくるので、扱いやすい大きさで育てると良いかもしれませんね。
まとめ
あまり手のかからないサンスベリアですが、2年を目安に植え替えをすると元気に育ちます。
我が家の中で、今一番大きな観葉植物で存在感があるので、無事に植え替えができて良かったです。
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