テーブルヤシは、南国の雰囲気を出してくれてインテリアとしても使いやすいです。大きく生長するまでに時間がかかるので、机や棚の上にも飾りやすいです。
園芸店だけでなく、インテリアショップや100円均一などで購入できることもあります。
テーブルヤシは、一つの鉢に何本も植わっていることが多く、テーブルヤシが伸びてくると鉢が狭くなっていきます。やがて何本かは養分が届かずに枯れてしまったりします。
テーブルヤシが少し大きくなってきたら、株分けすると、1本ずつ元気に育ちやすくなるので、今回はテーブルヤシの株分けをしてみました。
テーブルヤシの基本情報
テーブルヤシ
学名: Chamaedorea
英名: Parlor palm
科名: ヤシ科
属名: テーブルヤシ属
原産地: 中南米
テーブルヤシの株分けの方法
8本植わっていたので、4本ずつに分けて植え替えることにしました。テーブルヤシは、実生苗と言って種から育ったものが多く、一つの種から1本ずつ独立して生えています。
植木鉢や土などを用意してから、株分け作業を始めます。
まずは、鉢から取り出します。比較的太くて短めの根が生えていました。一本ずつの幹が太くなってきたので、ぶつかりそうになっています。
土をほぐして根を傷ませないように少しずつ株を分けていきます。8本をバラバラにすると8鉢になってしまうので、4本ずつ2鉢に分けることにしました。
少し大きくなってもぶつからないように、間隔を空けて鉢に植えます。
土に埋まっていた部分の幹が白いので、根元は小ネギのようです。
水はけを良くするため、鉢底石を入れてから、土を入れ、植え付け、水を注いで、株分け完了です。
生長の様子
【2022年8月22日】
株分けしてから約半年後の写真です。全体にボリュームが出てきました。新しい葉が開くと大きくなっていくのを実感できます。
テーブルヤシは中心部から新しい葉が出てきます。だんだんと大きな葉が出てくるようになります。
株分け直後は、少し寂しい感じもしますが、新しい葉が広がってくるとちょうど良くなります。
テーブルヤシの株が小さいうちは、1株だけよりも、何本か一緒に植えてあると葉がふさふさして見栄えが良いと思います。
【2024年4月25日】
さらに株分けして2本植えになったテーブルヤシです。最初の株分けからおよそ2年後です。
育てるポイント
直射日光に当てると葉焼けしやすいです。耐陰性もあるので、日光が届く範囲の室内で育てられます。
根腐れに注意して、土の表面が乾いてから鉢底から水が出るくらいに水をやります。受け皿に水はためておかないようにしましょう。
葉に霧吹きで葉水をあげるとハダニを予防することができ、また葉が生き生きします。
暑さに強く寒さに弱いので、冬越しは室内で管理します。
まとめ
テーブルヤシは、小さくても、南国風に雰囲気を変えてくれるので、インテリアに取り入れるのにおすすめです。
生長はゆっくりめなので、コンパクトに飾りやすいです。
意外と丈夫で、育てやすいと思います。
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