インコは葉や新芽だけでなく、つぼみや花をかじることがあります。かじっているだけなのか、食べているのか分かりにくいですが、つぼみや花の部分を狙ってかじっている時があります。
室内にある花は、ほぼかじられると思っていたほうが良いと思います。毒があるような危険な植物はインコのために家に置かないようにしましょう。
また、花を育てるときに使われた農薬などにも注意が必要です。
観葉植物、草花、ハーブなどの中で、インコにとって有毒(有害)な植物について、ぜひよく調べておくようにしてください。
植物の種類がたくさんあって書ききれないので、家で育ててみたい植物の毒性を検索してみましょう。
【インコに有害な植物の例】 ・アボカド(実、種、葉、茎のすべてがとても危険) ・アジサイ(危険) ・シクラメン(危険) ・チューリップ(危険) ・ベコニア(危険) ・ポトスなどサトイモ科の観葉植物(注意) ・アイビー(注意) ・モロヘイヤの種(とても危険) など、他にも多数
調べた中では有害ではなく大丈夫だと思われる植物の中で、実際にインコがかじってしまっても大丈夫だった花(ラベンダー、ミニバラ、バラ、ミニガーベラ、オリヅルラン)について書きたいと思います。
ラベンダー
![ラベンダー](https://bhgreen.com/wp-content/uploads/2023/05/IMG_9434.jpeg)
ラベンダーの花は、小さな花が並んで咲いていて、インコが一つずつつまんでみたくなるような形状をしています。
小さなガラスにラベンダーの花を生けていたところ、放鳥していたインコがすばやく見つけて、夢中でかじっていました。
インコがかじったことによって、ラベンダーの香りがその辺りに広がって、においでもインコがかじったことがわかりました。
美味しかったのでしょうか。たくさんかじって機嫌が良さそうでしたが、あっという間に花が粉々になってしまうので、あまりかじられないようにしたいと思います。
食べた後のインコの体調は大丈夫でした。
インコを放鳥する部屋では、ラベンダーのドライフラワーをつくるために吊り下げておくのは難しそうです。
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ミニガーベラ
![ミニガーベラ](https://bhgreen.com/wp-content/uploads/2023/05/IMG_9405.jpeg)
ミニガーベラの花もインコは大好きです。切り花にして飾っていたのですが、引き寄せられるように近づいて行って、中心部分をつついていたり、いつの間にか軸の部分までかじっていました。
放っておくと花がバラバラになってしまいます。
きれいに咲いている花を見ると、インコも思わず近寄ってしまいたくなるのでしょうか。見ていてかわいいですが、せっかく咲いた花をかじられたくないときにはインコを放鳥するときにほかの部屋に置いておくのが良いと思います。
かじった後のインコの体調はとくに問題なかったです。
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バラ、ミニバラ
![スイート・チャリオット](https://bhgreen.com/wp-content/uploads/2023/01/93398EA5-2614-494B-A569-A0FE45EB4FEE.jpeg)
インコはバラやミニバラのつぼみや花も大好きです。
つぼみや花を狙ってかじり、つぼみを落としてしまうこともあります。
目を離している間に、静かだな、と思ったらかじっていたりしています。放鳥しているインコが静かなときは要注意です。
かなりかじられましたが、インコは元気にしているので、バラの花びらやつぼみは大丈夫だと思います。ただし、農薬には要注意です。
わが家では無農薬で育てていますが、殺虫剤などで消毒している場合には、インコがかじらないようにした方が良いでしょう。
そういう意味では、自分の家で無農薬で育てているのではないお店の切り花などのバラの花は、消毒されている可能性が高いので、かじられないようにした方が良いですね。
また、バラ科の植物の種、リンゴやイチゴやラズベリーなどの種は食べさせない方が良いそうです。
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オリヅルラン
![オリヅルラン](https://bhgreen.com/wp-content/uploads/2023/01/D5A1A6A6-4AE7-4EF4-B141-5CA5CD890AFB.jpeg)
オリヅルランの葉も花もかじられたことがあります。
インコの体調には問題ありませんでした。
オリヅルランは、ランナーの先に花を咲かせるため、ゆらゆら揺れて、インコにとってとても気になる存在になります。
ランナーは細いので、インコの体重までは支えられないので、インコは止まれません。
何度もチャレンジして花を狙っている時がありました。
インコは好奇心が旺盛なので、目新しいものをなんでもかじってみたいということもあるようです。
まだ若いインコなので、しばらくしたら落ち着いてあまり植木をかじらないようになるかもしれませんね。
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まとめ
けっこう色々な種類の花(ラベンダー、ミニガーベラ、ミニバラ、バラ、オリヅルラン)をかじられてしまっていますが、インコは今のところ元気にしています。
バラの場合、消毒を使ったものはかじられないように、インコに近づけない方が良いですね。
わが家のインコは、造花の花であってもプチッとくちばしでつまんで次々と落としてしまいました。気になると、なかなか離れてくれないので、今では造花のブーケを飾るのをやめています。
目を離した隙を狙ってかじったりするので、有害な花や植物は部屋に置かないのが1番の対策になります。
インコに有害とされている花は、アジサイ、シクラメン、ベコニア、チューリップなど、他にも色々あります。
ヒナから成鳥になる時期にいろいろなものをかじりましたが、2年目になってくると以前ほどなんでもかじることはなくなってきました。
インコを飼い始めて1年目はとくに注意が必要です。2年目以降でも、ときどき葉や花をかじられます。
インコにとっても安全でやさしい仕方で園芸を楽しんでいきたいですね。
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