バラは、ちょっと難しそうだけど育ててみたい花かもしれませんね。
これまで、観葉植物は元気に育つけれど、ミニバラはいつの間にか元気がなくなって長持ちしなかった経験があります。
だいぶ前だったので、記憶がうすれていますが、思い返してみると、植え替えしなかったために鉢が小さかったり、うどん粉病やアブラムシなどによって弱ってしまったのが原因だったような気がします。
ミニバラはベランダでもコンパクトに育てやすいので、今回は病害虫に強い品種として評判の良いグリーンアイスを育ててみました。
苗の植えつけ
2月後半に購入したポット苗は、ひとつのポットに挿し木苗が4本植わっていました。
鉢に植え替えるときに、土をほぐして株分けして、それぞれ一本ずつ鉢に植えつけることにしました。
根をできるだけ傷つけないように、やさしくほぐしました。
バケツに水を入れたところにつけて根をほぐす方法もあるそうですが、今回は水に浸さなくても分けることができました。
ヤシ殻チップでマルチング
土の上にヤシ殻チップを乗せてマルチングしました。
水やりの時に葉っぱに泥はねするのを予防できて、病害虫予防にもなります。
100均一のセリアで購入しました。
おかげで、病害虫の被害を減らせたと思います。
グリーンアイスは病害虫の被害が少ない
苗を鉢に植え替えてから最初のうちは、地面に近いところの葉っぱがいくらか黄色くなったり、黒星病のような感じになった部分もあり、早めに傷んだ葉っぱは取り除きました。
しばらくするとぐんぐんと伸びてきました。
グリーンアイスは、うどんこ病やアブラムシがつきませんでした。
消毒や農薬を使わずに、花が咲くまで育てることができました。葉っぱもツヤツヤです。
肥料は、適度にあげると生育が良くなると思います。一般的に、肥料をあげすぎるとアブラムシがついたりしやすくなりますが、このグリーンアイスに肥料をあげてもアブラムシは今のところついていません。
もう一種類ベランダにあるミニバラ(プリンセス・オブ・インフィニティ)も比較的病害虫に強い品種ですが、うどんこ病とアブラムシはやって来て、なんとか駆除したり傷んだ葉っぱを取って対処しています。
同じ時期に購入したミニバラと比べても、グリーンアイスはとりわけ病害虫に強いと思いました。
※ アブラムシの関連記事
挿し木苗の株分けしての植え替えに成功
春先に購入したミニバラの苗は、挿し木苗で、4本ほど一緒に植えられています。
そのまま大きめの鉢に植えつけるか、1本ずつに分けてそれぞれ別の植木鉢に植えるか迷いました。
グリーンアイスの苗は、ほぐしてみたら1本ずつに分けることができたので、植木鉢に1本ずつ植えることにしました。
5月になってみると、ぐんぐん枝葉が伸びて、新しいシュート(枝)も伸びてきて、ボリュームが出ました。
きれいな花がいくつも咲きました。
4本をまとめて植えていたら、葉っぱ根が混み合って、今のようにのびのびと育てることはできなかったかもしれません。
植え付け時に根をほぐすのは、根を傷めて枯らしてしまうリスクがありますが、3月になって枝が伸び始める前(2月頃)であれば比較的根をいじっても回復しやすいと言われています。
また、冬は寒さで落葉するので、落葉してきた時期に合わせて伸びた枝を短くする冬剪定をすると、冬越ししやすくなります。
※ 関連記事
まとめ
グリーンアイスは、病害虫に強く、花持ちも良く、花もさわやかな白色できれいです。
育てやすいミニバラですが、ひと工夫して、泥はねを防ぐマルチングや、植え替えて適度な大きさの鉢に植えたり、適切な水やりや日当たり、肥料などによっても病害虫を防いで生育が良くなるなどの違いが出ます。
これまでミニバラで長持ちしなかった人でも、グリーンアイスは想像以上に育てやすいと思うので、おすすめです。
※ 関連記事
コメント