クモは巣をあっという間に作り上げるとは聞いたことがありますが、本当にそうでした。
毎日ベランダに出て植物に水をあげているのですが、ある朝突然に大きなクモの巣ができていました。
姿を見せたクモは頭と体の部分だけで体長1センチくらいで、長い脚を含めると5~6センチくらいの大きさです。
しましま模様があるので、ジョロウグモで、体がスマートなので、オスだと思われます。
巣を作った場所
昨年までは小ぶりだったブルーベリー苗が大きくなり、枝ぶりが良くなったので、クモが巣を作りやすくなったのかもしれません。
伸びたブルーベリーの枝の先の方と、上にある物干しざおにかけて大きく巣を作っていました。上手に虫をキャッチできそうな巣です。
ちょうど顔の高さなので、水やりや葉がらを取るためにかがみこむときにクモの巣に顔が当たりそうな位置にあります。
ジョロウグモの基本情報
学名: Trichonephila clavata
目名: クモ目
科名: ジョロウグモ科
属名: ジョロウグモ属
ジョロウグモは虫を食べてくれる
ジョロウグモは獲物をしとめるときに微量の毒成分を持っているそうですが、基本的にほかの害虫などの虫を食べてくれるので、益虫ともいわれています。
クモがいるときの対策
ジョロウグモがいても、とくに植物の生長や、人体への危険はないと思われます。
ただし、クモの巣が顔や手足に引っかかると不快だったりするので、クモの巣を取り除いて、ほかの場所にクモが移動してくれるようにするなどの対策ができます。
また、込み合った枝を剪定してすっきりさせておくと、クモの巣を作りにくくなります。
本体の部分はそれほど大きくないのですが、脚をあわせるとけっこうな大きさなので、退治するとなるとちょっと怖いと感じたりするかもしれません。
無理につぶしたりせずクモの巣を取るだけで、ある程度の効果があると思います。
※ 剪定の関連記事
まとめ
自宅のベランダにジョロウグモが来たのは初めてで、びっくりしました。
早めに気がついて、顔に巣が絡まらなくてよかったです。
巣をひっかけそうで、ベランダを行き来しにくくなるので、巣を取って、ジョロウグモさんには別の場所に移動していただこうと思います。
※ ベランダに来た虫の関連記事
コメント