植物を育てていくと、道具が必要になってくるかもしれませんね。
最初は、家にあるグラスに入れたりして、いろいろグッズを揃えなくても植物を楽しむことができますが、慣れてくると、土を使って鉢植えにしたり、肥料などもあげたりしたほうが、元気に育ってお手入れが楽しくなります。
植物の種類や大きさによって必要なものが変わってくるので、必要に応じてそろえると良いと思います。
園芸をするときにそろえると良いものを紹介したいと思います。
霧吹き
観葉植物を育てるなら、まずは霧吹きはおすすめです。
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霧吹きをすると、ハダニなどの害虫予防になりますし、ホコリを流したり、葉っぱから水分を与えることができて葉っぱが生き生きします。
エアープランツには、霧吹きで水やりをすることが多いので、あると良いです。
100均グッズでも、インテリアとしておしゃれなものでも、機能的な霧吹きでも、まずは霧吹きができればどんな種類でもいいと思います。
【霧吹き】
傾けてもミストが出やすいデザインになっている霧吹きもあります。
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じょうろ
じょうろの代わりに空いたペットボトルなどの入れ物も使ったりできますが、ほとんどの植物に水やりが必要なので、じょうろもあると便利です。
じょうろの口が細いものや、シャワーで出せるもの、4リットルくらい水が入る大きなものや小さめでおしゃれなものなど、いくつかの種類があります。
【観葉植物に水やりしやすいじょうろ】
目盛りがついていて、液体肥料の希釈をしやすかったり、水をやる量を加減しやすく、容量が1Lなので、室内の観葉植物の水やりにちょうど良いサイズだと思います。
水さし(大) 1L 目盛りがついて肥料やりにも使いやすい♪じょうろ 同梱可能 水差し みずさし 水挿し ピッチャー おしゃれ プラスチック 観葉植物 価格:1,430円 |
毎日の水やりがしやすくなるじょうろを選びましょう。
液体肥料・固形肥料
肥料のやり過ぎはよくありませんが、適度な肥料があると元気に育ちます。
観葉植物、草花、野菜などいろんな植物に使えるタイプもあります。
うすめるタイプの液体肥料は、かなり長持ちします。色々な種類がありますが、わが家ではハイポネックスをうすめて使っています。
【ハイポネックス】
ハイポネックス 原液 〜Newレイシオ〜 800ml 追肥 液体肥料 速効性肥料 草花 野菜 関東当日便 価格:724円 |
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活力剤
肥料とは別に、活力剤というものがあります。肥料にはチッソ、リン酸、カリの三要素が含まれていますが、活力剤にはカルシウムや鉄イオンなどの微量元素が含まれています。配合は、製品によって違いがあります。
例えば、メネデールや、HB-101、リキダスなどの商品があります。
挿し木や、植え替え、植物の元気がない時などに使ったりできます。
挿し木や植え替えなどをするようになると、活力剤を使いたくなる場面が出てくると思います。
メネデールは、植え替え後の水やりのときや、植物の元気のない時に使うことがありますが、実際に新芽が出やすくなったり、根が出てくるのが早くなるように感じます。挿し木のときにも使うと、成功率が上がる感じがしますが、メネデールを使っても挿し木に失敗することはあります。
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【メネデール】
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植木鉢
植木鉢は、植え替えをする時に必要になります。
鉢の素材や形は様々です。
地味ですが、スリットポットは、空気穴が多くて通気性が良いので、根が蒸れにくくて育てやすいと思います。
【スリットポット5号】
小さな観葉植物や花の苗などは5号サイズくらいが使えます。ちょっと大きくなってきた植物や、野菜やハーブなどは6号サイズ以上が良いと思います。
兼弥産業 スリットポット5号CSM-150 MG 4540325206085 スリット鉢 園芸 植物 根張り 価格:75円 |
植木鉢のデザインだけでなく、鉢の底の穴などから空気が通りやすい構造になっているかを見るのがおすすめです。
植物の性質に合ったものを選ぶと、育てやすくなります。
野菜を育てるときには、大きめの鉢やプランターが向いていますし、観葉植物などの植え替えはひと回りかふた回り大きい鉢に植え替えると良いです。鉢が大きすぎても土が乾きにくくなり、根腐れしやすくなるなど、かえって生育しにくくなる場合があります。
植物の生長に合わせて1、2年ごとに植え替えると元気に育ちます。
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受け皿
室内で植物を育てるとき、水やりの後鉢底から出てくる水を受けるのに受け皿があると良いです。
水やり後に鉢底から出てきた水を受け皿にためておかないようにして、根腐れするのを防ぎましょう。
屋外で育てる場合には、レンガの上に植木鉢を置いたりして、受け皿を使わずに通気性を良くする方法もあります。
園芸培養土、各種の土など
花や野菜用の園芸培養土や、観葉植物用の園芸培養土があります。
【花や野菜の培養土】
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【観葉植物の培養土】
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たいていの植物は、この2種類で対応できますが、酸性土壌を好むブルーベリーには、ブルーベリー専用の培養土がおすすめです。
他にも、バラ専用の培養土、オリーブ専用の培養土など、たくさんの種類の培養土があります。水はけや水もち、土壌のpH(酸度)などが育てる植物に合ったものにしておくと、生育が良くなります。
必ずしも、育てる植物の名前が入った専用の培養土ではなくても花や野菜用、観葉植物用などの大まかな分け方で考えてもそれなりに元気に育ちます。
鉢底石、赤玉土などもあると便利です。土壌の酸度を調整するのに、酸性の鹿沼土(かぬまつち)をブレンドしたり、アルカリ性にするために、石灰を少量混ぜてから植え付けをするなどの調整もできます。
スコップ、シャベル、土入れ
植え替えなどをする時には、土をすくったり混ぜたりするスコップがあると便利です。
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小さな鉢植えでは、手袋を使って手で土をつかんで入れたり、なだらかにしたりできてしまうこともあるので、「スコップがあったらいいな」と思ってからそろえると良いかもしれません。
園芸用のふるい
園芸用のふるいは、古い土から、根を取り除いたり、細かすぎる砂を取り除いたりするのにも使えます。
シーズンが終わって、枯れた植物を処分するときに使います。
ゴミを取り除き、太陽熱で消毒してから、古い土に混ぜて再生させる土を混ぜると肥料分を補うことができるようです。
剪定ハサミ
剪定をすると、植物の生育を良くなったり、樹形を整えたりできます。
枝が太くなってくると、切れ味の良い剪定鋏を使うことで、手も疲れにくいですし、植物にとっても切り口が傷みにくく負担が少なくなります。
ガーデニングに慣れてくる頃に植物も大きくなって剪定が必要になってくるので、剪定ハサミが必要になってくるでしょう。
【剪定鋏】
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遮光グッズ
真夏の直射日光によって葉焼けする植物もあります。
日射しが強すぎる場所には、遮光グッズを使って遮光することで光量を調節できます。
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まとめ
植木鉢、土、肥料などは種類が多いので、育てる植物に合ったものをその都度そろえると無駄にならずに済むと思います。
ちょうど良い植木鉢や土や肥料などで育てると生育が良くなるので、育てるのがもっと楽しくなります。
剪定バサミが欲しくなるほど、ぐんぐん育ってほしいですね。
ガーデニングは、最初から全部そろえる必要がないので始めやすく、うまく育ってくると道具を揃えるのも面白くなってくると思います。
大きく育てたり、樹形を整えたり、花や実をつけたり、増やしたりと、ガーデニングの技術がどんどん上達していくといいですね。
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