オリヅルランの花は1日で閉じてしまいますが、白くてかわいらしい花です。
観葉植物の中でも花を楽しめるということでも人気があると思います。
2021年8月頃からわが家でオリヅルランを育てています。
オリヅルランの開花時期は春から秋にかけてと言われていますが、室内で育てていたら冬の時期でも花を咲かせてくれました。
予想していたより開花期は長かったです。
1年目はなかなか花が咲かなかったので、オリヅルランの花が咲く条件を調べたりして心配しましたが、花が咲く勢いがつくと、けっこう咲いてくれています。
今回は、わが家のオリヅルランの開花時期についてまとめたいと思います。
オリヅルランの基本情報
学名: Chlorophytum comosum
和名: オリヅルラン(折鶴蘭)
科名: キジカクシ科
属名: オリヅルラン属
原産: 南アフリカ
形態: 多年草
1年目のオリヅルラン(2021年)
2021年の8月頃にホームセンターの園芸コーナーでオリヅルランを選びました。
花が咲きそうなものを選んだつもりでしたが、運ぶ途中でランナーを傷めてしまい、花を見ることができませんでした。
その後、新しいランナーは出てこず、2021年はオリヅルランの花は咲きませんでした。
オリヅルランの花(2022年)
2022年のオリヅルランの開花は、9月から11月でした。
春からランナーが出てこないか待っていたので、やっと花が咲いてくれたという感じで、花が咲いてくれてとても嬉しかったです。
【2022年10月】(開花期間中)
ランナーが伸び始めた頃のオリヅルラン。
2021年とくらべて葉も茂ってきています。
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オリヅルランの半(2023年)
2023年のオリヅルランの開花は、1月~6月、11月、12月でした。
7月、8月、9月以外は毎月花が咲きました。
2023年は、夏以外、ほぼ1年中オリヅルランの花が咲いていたような感じでした。
ランナーも1本だけでなく、何本も出てきました。
花が終わってからも子株が残るので、ランナーに子株がついている姿を楽しめました。
子株がたくさんできたので、友人にプレゼントしたり、うちで土栽培で鉢を増やしたりできました。
【2023年3月】(開花期間中)
新しい花がどんどん咲いていきました。
【2023年9月】(花が咲いていない期間7月〜9月)
子株をずっとつけたままにしていたら、新しいランナーが出てこなくなりました。
このあと子株を切り、しばらくして10月頃より新しいランナーが出始めました。
新しいランナーが出なかった時期は、気温が暑すぎたせいもありますが、増えすぎたランナーの子株に栄養を取られすぎてしまったせいもあるかもしれません。
【2023年12月】(10月より再び開花が始まる)
また新しい花が咲き始めました。
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オリヅルランの花が咲く条件
【オリヅルランの花が咲く条件】
・株が大きくなって充実する
(植え替えして少し期間が経ってから)
・気温が暑すぎず寒すぎない
・肥料をあげすぎない
・咲かせ続けるには肥料が必要
【株の充実】
ある程度株が大きくなって充実してきたら花が咲くと言われています。
元気で充実した株にするには、適度な水やりと肥料、そして根詰まりしていたら植え替えをすると元気になります。
これまで2回植え替えしていますが、植え替えたあと、オリヅルランの葉が伸びるのに勢いがつきました。
植え替え後しばらくは葉が伸びて、花はなかなかつかなかったような感じがします。
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【温度】
オリヅルランは、室内であれば冬でも咲きます。
真夏は、暑すぎるせいか花が咲きにくいです。
室内管理だと真夏以外で咲いていますが、適温の範囲で考えると、ざっくりと春から秋の気温が咲きやすいです。
【肥料バランス】
花や子株に栄養が必要なので、定期的に肥料をあげると続けて花が咲きやすくなります。
肥料をあげすぎると、葉ばかり充実して花芽をつけなくなる理由として、肥料が少なめだとオリヅルランが危機感を感じて花を咲かせて子株ができるようにして、生きようとするという説もあります。
植物に危機感を持たせるという方法を極端にすると水や肥料が足りなくなって枯れてしまうので、試すときには気をつけましょう。
オリヅルランは、肥料が少ないと葉っぱが黄色くなり、水が少ないと下の方の葉が枯れてくるので、葉の状態を見て水や肥料の量を調整すると良いと思います。
ランナーが出てくるまで待つのを長く感じますが、ランナーは伸びるのがとても速いので、あっという間にスッと伸びていきます。
まとめ
オリヅルランは、葉の色や姿も美しいですが、花が咲くのも育てていて楽しいです。
室内で育てると、開花できる期間がわりと長いです。
植え替え、株の年数、日当たり、肥料、水やりなどの条件によっても個体差があると思うので、なかなか咲かないように思えても、育てているといずれ花をつけてくれると思います。
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