観葉植物は、葉のグリーンを楽しむ場合が多いですが、オリヅルランは順調に育つと花が咲きます。
株の中心からランナーが出てきて、その先に小さな白い花が咲きます。その後、子株ができるので、そのまま子株をつけたまま育てたり、切り離して植えて増やすこともできます。
今回は、オリヅルランの花と子株について書きたいと思います。
オリヅルランの基本情報
学名: Chlorophytum comosum
和名: オリヅルラン(折鶴蘭)
科名: キジカクシ科
属名: オリヅルラン属
原産: 南アフリカ
形態: 多年草
オリヅルランの開花時期
オリヅルランの開花時期は、春〜秋にかけてと言われていますが、わが家では9月後半になってランナーが出てきました。
思い返すと、ちょうど一年前の今頃にオリヅルランを購入してきたとき、ランナーが出ていました。
昨年は、鉢を移動させる時にランナーを傷つけてしまって、うまく子株をつけることができませんでした。
それからちょうど一年後に、花をつけたことになります。
【2022年9月17日】
なかなか花が咲かないな、と思っていたら、ある日見るとランナーがしっかり出ていました。
【2022年9月20日】
ランナーは一気に出てきて、伸びるのが早いです。あっという間に伸びていきます。
ランナーが出てから、花のつぼみが大きくなり、花が咲くまではわりと時間がかかり、1週間してやっと一つ一つのつぼみがしっかりついてきました。
【2022年10月3日】
白くて小さなきれいな花が咲きました。
オリヅルランの育てやすさ
乾燥に強く、耐陰性もあるので、丈夫で育てやすいです。
急な直射日光で葉焼けしたり、水切れによって枯れたり、水のやりすぎで根腐れすることもあるので、置き場所や水やりの方法が適切だとよく育ちます。
1〜2年ごとに植え替えをしないと、根詰まりをしてしまうことがあります。
何年も育てようと思う場合、植え替えした方が良いです。
ランナーが出て子株ができたら、新しい株を育てて増やすこともできます。
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オリヅルランの子株を植えて増やせる
【2022年11月26日】
ランナーについている子株の葉が8〜10枚くらいになったら、ランナーを切って子株を鉢に植えたり、水栽培にして増やすことができます。
子株は、親株のオリヅルランをそのまま小さくしたミニチュア版のような感じでかわいいです。
しばらくの間、ランナーに子株をつけたまま育てて、子株がある程度大きくなってから切り離したほうが失敗しにくいです。
子株が大きくなってくると、根になる部分が出てきます。
水につけると、根が早い勢いで伸びていきます。
【2022年11月26日】
子株を水につけてから約1週間後の様子です。しっかり根が伸びてきています。
ランナーから切り離して水栽培で育てることもできますし、土に植えて、オリヅルランを増やすこともできます。
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まとめ
オリヅルランを購入してから1年経ってようやく花が咲きました。
ランナーが出て子株がついている様子がオリヅルのようなので、オリヅルランと呼ばれるようになった名前の由来になっているので、花が咲いて嬉しいです。
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