カシワバゴムノキという呼び名で知られている、フィカス・リラータは、柏(かしわ)の葉っぱに似ているのが特徴です。
英語名(fiddle-leaf fig)の由来からも想像すると、葉はバイオリンの形にも似ています。
どちらというと海外で人気が高いようですが、日本でも観葉植物のコーナーで見かけることが増えてきました。
わが家では、100均ショップの300円商品の中で見つけたものを育てています。
フィカスとしか書いてなかったのですが、おそらくカシワバゴムノキで、その中でも矮性品種のフィカス・リラータ・バンビーノだと思います。
性質や形はカシワバゴムノキとほぼ一緒ですが、全体的にコンパクトです。
バンビーノでも、ベンジャミンやポトスよりも葉っぱは大きいので、存在感があります。見た目のシルエットもカッコいいです。
今回は、カシワバゴムノキ(バンビーノ)の生長の様子を記録していきたいと思います。
カシワバゴムノキの基本情報
学名: Ficus lyrata(フィカス・リラータ)
和名: カシワバゴムノキ
英名: fiddle-leaf fig
科名: クワ科
属名: イチジク属(Ficus)
特徴: 高さ12m以上になる高木。光沢のある大きな(30-40cmになる)緑色の葉をつける。
葉の形が柏(かしわ)の木の葉に似ていることから、カシワバゴムノキ(和名)、バイオリンの形に似ていることから、fiddle-leaf fig(英名)などとも呼ばれています。
性質は同じで、小型の品種は、フィカス・リラータ・バンビーノと呼ばれています。省略してフィカス・バンビーノと表記されていることもあります。
カシワバゴムノキの苗
【2021年11月1日】
苗を植木鉢に植え替えた頃のカシワバゴムノキです。葉も多く、ハリがあって元気が良さそうでした。
【2022年1月14日】
12月、1月でも、暖房の効いた室内に置いていたら新しい葉を出して少し大きくなりました。
【2022年2月19日】
2月19日に、少し時期が早いですが春が近づいてきたので、ひと回り大きな鉢に植え替えました。どんどん生長していってほしいです。
冬越しのポイント
カシワバゴムノキは寒さに弱いので、外の気温が15℃を下回るときには室内で管理します。
耐寒温度は5℃くらいが目安なので、寒冷地でなければ、夜は暖房を消す普通の生活環境でも耐えられると思いますが、できるだけ日当たりの良い場所に置いたほうが元気に育ちます。
水やりは、土の表面が乾いたら、たっぷりとあげます。受け皿に水は溜めないようにします。
冬の時期は、ほかの時期に比べて水やりの間隔が長くなりますが、霧吹きで葉水は毎日あげて大丈夫です。
冬の時期には肥料やけしやすいので、肥料なしにします。暖房が効いていて、新しい葉が出るようであれば、通常よりもかなり薄めた液体肥料をあげることもできます。
薄めにあげて、間隔を空けて少しずつあげると失敗しにくいです。
春になったら、日中の温かい時間帯に外に出し日光に当てることができます。夜は冷え込むこともあるので、夜間は室内に入れるようにします。
【2022年4月15日】
温かい時間帯に外に出したりしています。外の光に当てていたら、強い葉になったような気がします。
生長期のカシワバゴムノキ
【2022年5月22日】
上の方にだいぶ伸びてきました。春と秋は、観葉植物が一番伸びる時期です。
また、6月、7月は観葉植物の植え替えや剪定に適しています。
このあたりでひと回り大きな鉢に植え替えようと思います。
【2022年6月3日】
ひとまわり大きな鉢に植え替えました。
根はこのような感じでした。前回2/19に植え替えてから3か月半ほどですが、しっかり根が張っていました。
【2022年7月4日】
植え替え後1か月経ちました。新しい葉が出てきています。この半年間でもかなり大きくなったと思います。今後の生長も楽しみです。
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