パイナップルの上の葉の部分(冠芽、クラウン)を植えて育ててから3年目になりました。2021年の8月に植え付けてから2回の冬越しと植え替えをして、現在に至ります。
(関連:パイナップルのクラウンざしの方法)
冬は部屋に入れるようにしましたが、夏の強い日差しにも葉焼けせず、害虫もほぼつかず、とても丈夫で育てやすいです。
1年ごとに大きくなっていくので、葉先が尖っていてギザギザしていることもあり、栽培にスペースが必要になります。
適宜、伸びすぎた葉先をハサミで切ることもできますが、実をならせるのに葉を切りすぎて良いものかわからないので、夏の間は葉をそのまま伸ばしています。
そろそろ、今年の夏に花が咲いて実がなってくれたらいいな、と思っています。
今年の夏に実がならなかったら、また冬越しして来年の夏まで待つことになります。
そろそろ室内に入れるのが大変になってきたので、早く実をつけてほしいです。
パイナップルの基本情報
パイナップル(英名 pineapple)
学名 :Ananas comosus
科名 :パイナップル科
属名 :アナナス属
原産地 :熱帯アメリカ
種類 :多年草
パイナップルの生長記録
【2021年8月26日】1年目
パイナップルを植え付けて間もない頃の様子です。
【2022年7月16日】2年目
植え付けて1年経った頃の様子です。全体的にがっしりして来ました。
【2023年8月3日】3年目
植え付けて2年経った頃の様子です。春に昨年よりも鉢をひと回り大きくしました。
気温が上がってきてから、新しい葉が伸びるのが早くなりました。
【2023年9月6日】
8月の1ヶ月間で伸びました。縦に大きくなっています。
35℃を超える暑さでも葉焼けせず、ベランダで元気に育っています。パイナップルは暑さに強いですね。今のところ、花がつく気配はありません。
【2023年10月16日】
そろそろ、朝晩の気温が肌寒くなってきたので、いつ頃に室内に入れようかと考えています。今年は花がつかず、残念でした。
最初にまっすぐ上に伸びた葉は、しだいに横に広がるようになります。長くて元気な葉が広がってきたので、室内に入れるときには先端を切らせてもらおうと思っています。
昨年は、気候が暖かかったようで、12月頃の初旬に室内に入れていました。一年ごとに大きくなっているので、置き場所のスペースを確保するのが大変になってきていますが、今年はもう少し早めに入れようかな。
パイナップル栽培のポイント
・冬は室内に入れる ・葉先でケガをしないように注意 ・実がなるまで観葉植物にように姿を楽しむ
比較的丈夫なので、冬に室内に入れること以外は、適度に水やりをするくらいで、難しいお手入れは必要ないです。
葉が伸びる時期には、固形肥料や液体肥料を時々あげると生育が良くなります。
葉先が尖っているので、人に刺さったり、服を引っ掛けにように気をつけます。危なくないように、尖った葉先を多少ハサミで切っても生育に問題はないです。
実をつけるまでに3年ほどかかると言われているので、それまでの間は観葉植物として見た目を楽しむことができます。
多肉植物のサボテンや、サンスベリアなどのような葉先の尖った観葉植物に似た雰囲気はあります。また、エアプランツもパイナップル科で系統が近いです。
超大型のエアプランツのような感じで楽しむこともできるかもしれませんね。小さなエアプランツよりも場所はとりますが、枯れにくくて丈夫だと思います。
葉の姿も楽しめれば、パイナップル栽培がもっと楽しくなると思います。
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まとめ
今年の夏中にパイナップルの花を咲かせてほしかったのですが、今のところその気配は感じられないので、実がなるまでにあと1年待たないといけないかもしれませんね。
実を収穫するにはベランダのスペースも年数もかかりますが、丈夫で育てやすく、観葉植物のような見た目も楽しめます。
集合住宅のベランダで育てる場合、スペースの都合でたくさんは育てられませんが、1鉢くらいであれば試しに育ててみるのも面白いと思います。
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