5月にラベンダーの苗を植え付けて、少しずつ花が咲いてきています。ラベンダーは、見た目がきれいで、さらにとても良い香りがします。
順調に育っていますが、先日ハダニがついているのを見つけたので、毎日チェックするようにしています。
ハダニは、オレンジ色をしていて1ミリよりも小さなクモ類の虫です。動きが早くないので、指ですぐにつぶせます。
ハダニを放っておくと植物の汁を吸い、白い斑点ができ、ハダニが増殖すると栄養が取られすぎて枯れてしまうこともあります。
ラベンダーの基本情報
ラベンダー(lavender)
学名: Lavandula
科名: シソ科
属名: ラベンダー属(Lavandula)
形態: 低木
原産地: 地中海沿岸
毎日ハダニがいないか見てみる
一度ハダニを見たら、しばらくの期間は毎日チェックして駆除した方がいいです。
薬を使わずに指でつぶす方法だと、一度に全滅させるのは難しいですが、毎日チェックすれば大増殖をしないように抑えられます。
葉の裏側や、茎などにハダニがいないかじっくり探すと、意外と見つかります。
見つけたら、指でつぶすようにして駆除できます。そのあとよく手を洗いましょう。
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ハダニが出やすい条件
乾燥していると、ハダニがつきやすくなります。
晴れの日が続いていたり、気温が上がってきたりしたらハダニがつきやすいので、とくに気をつけるようにすると早めに見つけやすいです。
ハダニは、ベランダにあるほかの鉢植えから移動してくることもあります。
ほかの鉢植えにもハダニがいないか、注意が必要です。
これまでに、シソ科の青じそやローズマリー、キク科のマリーゴールドなどにハダニが出たことがあり、ベランダにあるシソ科やキク科の植物にはとくに気をつけるといいですよ。
ハイビスカスにもハダニが出たことがありますが、マリーゴールドや青シソについたハダニのほうが手強かったです。
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ラベンダーの水やり
また、適度に水やりをして、乾燥させすぎないことも予防につながります。
一般的に、ハダニは水が苦手なので、葉水をかけるのが予防になります。ラベンダーは過湿が苦手だと言われていますが、水やりの際に葉っぱに水をかけても大丈夫です。
過湿が苦手な植物ですが、生長には水が必要なので、たっぷり水をあげると生き生きします。受け皿に水を溜めないようにしたり、植えつけのときに鉢底石を入れて水はけを良くしておけば、水やりはしっかり水が底から出てくるまであげるようにすると良いです。
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葉を茂らせすぎないようにして風通しを良くする
ラベンダーは意外と伸びるのが早く、花が終わった後も脇芽が伸びてまた新しい花を咲かせます。
咲いた花を摘んでいくと風通しが良くなり、ハダニがつきにくくなったり、ハダニを見つけやすくなるのでおすすめです。
株を大きくしたいと思っても、茂らせすぎないようにすると、病害虫の予防になります。
また、ラベンダーは挿し木でも増やせます。
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まとめ
ラベンダーにもハダニは付きますので、こまめにチェックして捕殺したり、適度な水やりと剪定をすることが被害を少なくしてハダニを増やさないという予防につながります。
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