ベンジャミンのさし木の2年後

ベンジャミン 観葉植物
ベンジャミン
記事内に広告が含まれています。

ベンジャミンをさし木にしてから、2年が経ちました。

最初のうちはなかなか伸びませんでしたが、2回の夏を越してかなり大きくなりました。春から秋にかけての時期によく伸びます。

3本をねじることができるほどになりました。

3本をまとめたら、見た目がすっきりして、飾りやすくなってきました。

ベンジャミンは新しい葉や枝が出てきやすいので、剪定して形を整えやすい植物だと思います。また、枝がしなやかなので、ねじったり曲げたりしやすいです。

今回は、ベンジャミンのさし木の2年目の成長の様子を描きたいと思います。

フィカス・ベンジャミンの基本情報

学名: Ficus benjamina

和名: シダレガジュマル

科名: クワ科

属名: イチジク属

原産地: インドから東南アジアにかけての地域

さし木したての頃の様子(1年目)

【2021年8月18日】

剪定したベンジャミンの枝の下の方の葉を落として、さし穂にしている様子です。剪定した中で、長めの枝を選びました。

ベンジャミン
ベンジャミン(2021年8月18日)

【2022年3月20日】

春になって、少し新しい葉が出てきています。冬の間にも新しい葉は出ましたが、生長はゆっくりでした。

ベンジャミン
ベンジャミン

※ フィカス・ベンジャミンのさし木1年目

ベンジャミンのさし木の1年後
1年前に剪定した枝からさし木したベンジャミンが、順調に育っています。 最初の頃は、なかなか大きくならないと思っていましたが、春から夏にかけて勢いよく伸びてきました。 大きくなってくると、分かれたそれぞれの枝から新しい葉が出ていくので、繁っていくスピードが増します。 今回は、さし木したベンジャミンにつ...

さし木2年目の様子

【2022年8月22日】

春になってからは、伸びるスピードが上がりました。剪定枝をさし木にしてから約1年後とは思えないほど大きくなりました。

枝がしなりやすいので、支柱を立ててまっすぐになるようにしています。3本分あるので、全体的にボリューム感も出ています。

ベンジャミン
ベンジャミン(2022年8月22日)

【2022年9月23日】

上の方に伸びてきていたので、植え替えました。そのまま伸ばそうかと思いましたが、まっすぐ伸ばすためにこのあと支柱を立てました。

ベンジャミン
ベンジャミン(2022年9月23日)

【2023年3月31日】

新芽が出てきて、色合いがきれいになってきました。

ベンジャミン
ベンジャミン(2023年3月31日)

【2023年4月10日】

春になってからは、伸びるスピードが一気に上がっていきました。葉が増えてふさふさになってきました。

ベンジャミン
ベンジャミン(2023年4月10日)

※ フィカスの新芽の関連記事

3月のフィカスの新芽(バンビーノ、ウンベラータ、アルテシマ、ベンジャミン、バーガンディ、ベンガレンシス)
フィカス属のことを総称してフィカスと言い、植木鉢の表示には「フィカス」と書かれてお店に置いてあることもあります。 フィカスは、葉や茎の切り口からゴムの原料になるラテックスを含む白い樹液を出すのが特徴で、和名ではゴムの木として呼ばれることが多いです。 フィカスの園芸品種は多く、ベンジャミン、アルテシマ...

ねじった樹形にしました

【2023年4月25日】

高さがでてきたので、ねじってみることにしました。

3本をねじるにあたって、幹の下のほうの枝を剪定しました。ねじったあと、やや斜めになったので、支柱を立てました。

ベンジャミン
ベンジャミン(2023年4月25日)

【2023年8月29日】

支柱を外してもまっすぐに立てるようになりました。下の方の枝を剪定して、上の方に枝葉が丸くボリュームが出るような形に仕立てていきたいと思っています。

上の方はまん丸にはなっていませんが、なんとなく形の方向性が見えてきました。

幹がしっかりしてきたら、安定感がさらに増しそうです。

ベンジャミン
ベンジャミン(2023年8月29日)

ベンジャミンは幹がしなやかなので、ねじったり曲げたりしやすいと思います。

まっすぐそのままのナチュラルな樹形で育てようと迷いましたが、ねじった方がまとまりが良く、支柱がなくてもバラバラにならないので扱いやすくなりました。

ねじったあとしばらくの間は、全体に斜めになったり曲がったりしないよう、支柱を使っても良いと思います。

まとめ

ベンジャミンのさし木をした直後は、大きく育つまで年数がかかりそうに感じましたが、実際には次の夏とその翌年の夏と越すうちに、予想以上に大きくなりました。

鉢底穴から根が出てくるようになってきたら、一回り大きな鉢に植え替えしていくことで、ますますのびのびと育ちました。

3年育てるうちに、小さな苗木も立派に育つと思います。

また、剪定や曲げ方によって、コンパクトに仕立てたり、好みの樹形にしていくこともできるので、いろいろな楽しみ方ができますよ。

※ 関連記事

フィカスの気根と新芽の違い
フィカス属の植物は、気根が出てきやすい性質があります。茎から根が出てきたので、初めはびっくりしました。 気根のはたらきとして、空気中の水分を取り込んだり、そのまま地面まで伸びて、木の安定性を高めることができるようです。 わが家で育てている中では、ベンガレンシスの気根ががっしりとしています。枝のような...
フィカス・ベンガレンシスが2年目でこれほど伸びるとは(2023年)
ベンガレンシスを育て始めて2回目の夏を過ぎました。10月から4月頃まで1枚も葉を出さなかったのですが、5月頃からの生長期には、とても勢いよく育ちました。 ほかのフィカスの仲間たちは、冬の時期でもゆっくりと葉を出したりもしていましたが、このベンガレンシスは緩急がはっきりしているという感じです。 ベンジ...
さし木が成功したかどうやってわかるか
さし木したものが、発根して生長できているか、土の中は見えないので気になりますね。 植物の種類や気温などの条件にもよりますが、早ければ1週間で発根し始めるものもあり、1ヶ月くらいで根が伸びたり新芽が出て挿し木の成功がわかることが多いです。 ゆっくりペースで生長する植物だと、根の伸びや新芽が出るのに2、...

コメント

タイトルとURLをコピーしました