今年の10月の園芸作業(2023年)

オリーブ(ネバディロブランコ) 園芸全般
オリーブ(ネバディロブランコ)
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10月に入っても、日中の日差しは強く温かいので、植物にとって過ごしやすい時期になっています。夏場に暑さに耐えていた植物たちも、元気に伸びたり花が咲いたりしています。

とはいえ、10月中でも気温が下がってくる変化があるので、気候の変化に合わせて水やりや置き場所などを調整する必要が出てきます。

水やり

10月は、少し涼しくなってくるので、夏に比べると乾くのが遅くなったりしますが、天気が良いと意外と乾燥する日もあるので、水やり不足には気をつけるようにしています。

ミニバラや観葉植物やその他の草花など、この時期に枝葉が伸びたり花が咲いたりして元気が良いと、水をよく吸収しています。

基本的に、午前中に水やりしています。朝晩が冷えるようになってきたら、夕方よりも午前中の温かい時間帯に水やりするほうが植物に負担が少ないと思います。

室内の観葉植物の土が乾くのが遅くなってきたので、水やりの間隔を空けるようにしています。夏と同じペースだと水をやりすぎてしまうので、土の表面が乾いてくるのを待ってから水をあげるようにしています。

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肥料やり

10月中にもわりと伸びたり花が咲いたりするので、肥料を適量与えるようにしています。

肥料の種類によって、効果が持続する肥料を9月に与えているのであれば、10月は与えなくてもよいかもしれません。

ガーデンシクラメンの葉が出てきたので、肥料をあげて、これから葉が花芽ができてくるのに備えました。

【2023年10月3日】

ガーデンシクラメン
ガーデンシクラメン(2023年10月3日)

液体肥料など、効果が即効性で持続しない肥料は、適度な期間をあけて10月中も様子を見ながら与えると良いと思います。

ミニバラやハイビスカスにも肥料をあげていますが、花の色がやたらと濃くなっていたり、ハダニが発生してくるようであれば、ひとまず肥料を控えるようにして調整しています。

花がら、葉がら取り

花が咲いたら、早めに摘んで切り花にすると植物の負担を少なくできて、次の花を咲かせやすくなります。

ハイビスカス
ハイビスカス

ミニバラ、ハイビスカス、ミニガーベラの花がら摘みをしました。

適宜、黄色くなったり、虫がついたりしてしまった葉を取り除くと、風通しが良くなり、植物にとって育ちやすい環境にできます。

害虫対策

【トビムシ】

今年の秋は、ハダニの被害が少ないのですが、黒い小さな虫がミニガーベラについています。

湿気たところを好む、トビムシではないかと思っています。

傷んだ葉を取り除いてからしばらくの間は、虫が出てきたら指でつぶす作業をしています。

殺虫剤を使っていないので、トビムシがいなくなるまでにはしばらくかかりそうですが、今のところトビムシのせいでミニガーベラが枯れることはなさそうです。

トビムシが数匹いてもすぐに枯れたり葉に目立った傷はつかないのですが、放っておくと増えて葉が傷んだり、ほかの植物にも移動してしまうので、早めに気づいて駆除したほうが良いと思います。

【ハダニ】

ハダニは、スイートチャリオットに少しついていました。早めに指でつぶして取りましたが、こまめに見て増えないようにしたいと思います。

今のところ、春に比べるとハダニは少ないですが、ミニバラのスイートチャリオットに少しついていて指で取ったりしました。

その後、ハイビスカスやラベンダーにも少しハダニを少し見つけたので、見つけ次第、駆除しています。

毎回ハダニがいないか、水やりの時に見るようにしておくと、早めに気がつけるので、おすすめです。

【カイガラムシ】

カイガラムシ
カイガラムシ、2023年10月11日

ミニバラのプリンセスオブインフィニティに、カイガラムシがついていました。

増えていなかったので、つぶしたり、カイガラムシがいくつかついている葉を取り除いたりして対策しました。

昨年は、ミニバラ(プリンセスオブインフィニティ)に、カイガラムシが増えて大変でした。冬剪定でだいぶ短く切って、すっきりさせてカイガラムシを駆除して、翌年はすっかり元気になりました。

早めに対策すれば、枯らさずに済みます。

カイガラムシが増えてくると、ベトベトしたものが増えて、葉がベタベタしたり、テカテカと光ったりします。葉がべとついてきたら、カイガラムシがいないか疑ったほうがいいと思います。

剪定

10月に剪定した植物】
・ブルーベリー
・ラベンダー
・ローズマリー
・ミニバラ
・オリーブ

9月末に伸びた枝を剪定したので、10月は様子を見ようと思っていましたが、ブルーベリーの広がっている枝を1か所剪定しました。

また、ラベンダーやローズマリーの香りを楽しむために、枝を少し収穫して、剪定したような感じにもなっています。

9月、10月の間にも意外と枝が伸びるので、10月中にまたほかにも剪定するかもしれません。

また、ミニバラ類は、花が咲いた後早めに切り花にしていくので、自然と剪定のようになっています。

オリーブの枝を一部剪定しました。

支柱かけ

10月に支柱かけした植物】
・オリーブ
・ブルーベリー
・バラ

ブルーベリーの枝が、横に広がってきていたので、垂直方向に伸びるよう、支柱をかけました。枝が緑色のうちはまだ柔らかいので、枝の向きをある程度矯正できます。

【2023年10月16日】オリーブ

オリーブ(ネバディロブランコ)
オリーブ(ネバディロブランコ、2023年10月16日)

オリーブの木にも支柱かけをしました。まっすぐに中心となる幹ができるようにイメージしています。オリーブの枝はすぐに太くならないので、樹形を整えるのが難しく、試行錯誤しています。

バラの品種によるのですが、地面に平行して伸びていたので、支柱をかけて縦にすっきりとさせました。品種名がはっきりしないのですが、つる性の性質だと思います。

植え替え

植え替えは、9月の間にできるだけしましたが、鉢が小さくなっているものは10月中に植え替えるかもしれません。

気温がちょうど良い季節のうちに植え替えて根を張るようにしておくと、冬越しする体力をつけやすくなります。

バラやブルーベリーのような落葉樹の場合、落葉している時期の方が根に負担がかかる植え替えや剪定に強いとされているので、11月から2月くらいまでの間に植え替えや剪定をすることが多いです。

置き場所の移動

10月中は、気候が良いので、観葉植物などもベランダで日光を当てていると、よく伸びたりします。

ただし、朝晩の気温がだんだんと下がってくるので、10月後半になる頃には、ベランダに出すのは日中のみにしたりして調整したほうが良くなってきます。

室内に観葉植物を入れる気温の目安は、最低気温が15℃を下回る頃です。時期としては、地域やその年の気候によって差がありますが、10月後半から11月頃になると思います。

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春に買ったラナンキュラスは、長持ちしませんでしたが、秋のうちから球根を植えて育てると、わりと長い期間花を楽しめるのではないかと思います。

今シーズンはスペースがないので見送りますが、またそのうち、チューリップやラナンキュラスなども試してみたいと思います。

まとめ

10月は、花が咲いたり、全体的に新しい葉が出たりして植物の調子がわりと良く、ガーデニングが楽しい季節だと思います。

気候が良くて園芸作業をしやすいので、夏場にできなかったことや、冬になる前にしておきたい作業があれば、この時期にできるだけしておくと良いと思います。

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