ペンタスは、小さな花が集まって咲くので、華やかな印象になりますね。春から秋にかけて、次々と花を咲かせてくれます。
ペンタスは栽培しやすく、花持ちも良いので、お庭やベランダで使われることが多く、園芸店で苗を入手しやすいです。
多年草で、室内で冬越しさせると、翌年も花を咲かせます。冬越ししたりして年月が経ってくると茎が木質化してきて、丈夫になっていきます。
最初は小さな花の苗でも、育てていくと全体に大きくなって、こんもりと花を咲かせるようになります。適時花が終わったら少し切り戻していくと、次の花を咲かせやすくなりますよ。
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ペンタスは、挿し木で増やすことができます。今回は、ペンタスの挿し木の方法について書きたいと思います。
ペンタスの基本情報
学名: Pentas lanceolata
英名: Star cluster
和名: クササンタンカ
科名: アカネ科
属名: ペンタス属
原産地: 熱帯アフリカ東部〜アラビア半島
開花期: 5月〜10月頃
花色: ピンク、白、紫、赤
ペンタスのさし木の方法
挿し木用に、一部を剪定し、下の葉を2節ほど取って、園芸培養土にさし木します。
花のつぼみがついていない部分を選ぶと良いです。
準備したさし穂をすぐに土に挿します。水栽培で発根させなくても、ふつうの園芸培養土で根付きました。
さし木が根付くまで
【2022年8月30日】
無事にさし木が成功するか心配でしたが、ずっと葉っぱがきれいな緑色の状態で、水やりを毎朝してベランダで様子を見ました。
【2022年10月2日】
つぼみが少し膨らんできました。さし木は成功したと思います。
ペンタスは、隠し木に強い植物だと思いました。
しおれることなく、少しずつ生長して、つぼみをつけました。
小さな挿し木苗でも花をつけます。
花を咲かせるのに沢山の養分が必要になるので、挿し穂を用意するときにはつぼみのない部分を選ぶのがおすすめです。
挿し木した時にはつぼみがついていなくても、わりと早めにつぼみが出てくるかもしれませんね。
小さな挿し木苗でも、ある程度根が出て、しおれることなく安定して新芽が出ていれば、花をつけても大丈夫だと思います。
【2022年10月19日】
挿し木したペンタスから花が咲きました。
ペンタスの挿し木の難易度
時期にもよるかもしれませんが、ペンタスは挿し木が成功しやすいと思います。
今回は、夏の終わりころに挿し木を始めてみたのですが、根付くのも早かったですし、挿し木して1-2ヶ月でつぼみがつきました。
ペンタスを増やしたいときには、自宅で挿し木してみると良いかもしれませんね。
ペンタスは、冬は部屋に入れて育てると冬越しできて翌年も花を咲かせます。また夏の日差しや暑さにも強いほうで、育てやすい植物だと思います。
咲き終わった花がらを取って、ひとかたまりの花の枝分かれしている部分のところを切り戻しておくと、次の花を咲かせやすくなります。
また、適宜剪定すると、全体のバランスも良くなります。
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まとめ
ペンタスは、初夏にかけて園芸店でよく見かける花苗ですが、花がかわいらしく、花もちも良いのに育てやすいので、気に入って我が家でも育てています。
1年経過して、全体的に大きくなってきたので、形を整えるために剪定したところを挿し木にしてみたら、うまく根付いて花もつきました。
わりと挿し木しやすい植物だと思います。
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