ラベンダーはハーブの女王とも言われるほどに良い香りがします。
自宅で育てる場合には、苗を購入して植えるのがおすすめですが、増やしたい場合にはさし木で増やせます。
イングリッシュラベンダーは、香りが強い品種ですが、日本の高温多湿の気候は苦手な方なので、ラバンディン系のラベンダーの方が育てやすいこともあります。
うまく根付くと、脇芽が出てきて全体に広がります。
ラベンダーにも品種が色々あるので、いろいろ育ててみて、育てやすい品種を探してみるのも良いと思います。
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ラベンダーの基本情報
ラベンダー(lavender)
学名: Lavandula
科名: シソ科
属名: ラベンダー属(Lavandula)
形態: 低木(半木本性植物)
原産地: 地中海沿岸
開花時期: 5月〜7月
ラベンダーをさし木する方法
ラベンダーは、比較的さし木しやすい植物だと思います。
土は無菌の赤玉土や鹿沼土ではない普通の培養土でも根が生えました。成功と失敗を分ける大きなポイントは、気温かもしれません。適期にさし木すると成功率が上がります。
時期
ラベンダーのさし木は、4月~6月頃が適しています。気温がちょうど良いので挿し木が成功しやすく、また、冬になるまでに期間があるので、挿し木した株を大きくすることができるからです。
真夏になる前に挿し木するのがおすすめです。
また、真夏を過ぎた9月頃にもさし木できます。
さし木の手順
花が咲き終わって剪定した枝や、つぼみのついていない枝を切ります。

下の方の葉を取ります。

切り口を斜めに切って水分を吸収しやすいようにします。メネデール液に20分くらいつけておきます。
新しい園芸培養土に植えてから、薄めたメネデール液をかけて土と挿し穂をなじませます。

新芽が伸びてくるまでは、こまめに水やりをして土を乾かさないようにします。
根が生えたり、新芽が伸びたりしたら、土の表面が乾いてきたら水やりをするようにします。
さし木のその後の様子
さし木がうまくいっていると、脇芽が出てきます。
【2022年7月8日】
土にさし木してから21日後には、小さな脇芽が出てきています。

【2022年7月16日】
さらに8日後、脇が少しずつ伸びてきています。

【2022年7月25日】
さらに9日後の様子です。脇芽が順調にのびてきているのがわかります。

6月にさし木したところ、2~3週間のうちに脇芽が出てきて、その後も脇芽が伸びていきました。
気温や挿し穂の元気さなどの条件によっても違いがあるとは思いますが、1ヶ月経つまでに脇芽が出てくるので、さし木がうまくいっているかを判断しやすいと思います。
(関連:挿し木が成功したかどうやってわかるか)
また、根付いた後も、夏の暑さに弱いので、蒸れたり水切れしたりしないように気をつけます。
今回のさし木は、途中まで順調でしたが、夏の時期に枯らしてしまいました。
その後、9月頃に新たにラベンダーのさし木をしたところ、翌春に花を咲かせることができました。
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まとめ
ラベンダーは、思ったよりもさし木が成功しやすいと思いました。
時期によっては失敗しやすくなったり、水やりの管理を間違えると根腐れしたり乾きすぎたりすることもあると思いますが、さし木の成功率は高い植物だと思います。
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