インテリアグリーンの種類は沢山あるのですが、最近気になっていたのがフィカス・ベンガレンシスです。
大きめの葉っぱで、存在感があります。
おしゃれなお店や部屋のインテリアとして、ベンガレンシスの木が飾られていることがよくあります。また、テレビなどを観ていると、登場人物の部屋やオフィスなどにベンガレンシスが置いてあったりします。
こんなイメージです。
大きなものや、幹がカーブしてあるものは値段も高くなりますが、まだ小さいものであれば、意外とお手頃な価格で入手できます。
今回、園芸店で小さなフィカス・ベンガレンシスを購入したので、ベンガルゴムノキの基本的な育て方について書きたいと思います。
ゴムノキ(フィカス属)の仲間
フィカス・ベンガレンシスは、フィカス属の仲間で、ゴムノキなどの一種です。ベンガルゴムノキと呼ばれることがあります。
枝を切ったり、傷つけたりすると、白い液が出てきます。かぶれる人もいるので、白い樹液には直接さわらないほうが安心です。
フィカス属には、ベンジャミン、インドゴムノキ、ウンベラータ、リラータ、ガジュマル、アルテシマ、プミラなどの観葉植物として人気のある品種がたくさんあります。
「フィカス」という品名で売っていましたが、フィカス属の中にはたくさんの種類があります。これは、葉などの特徴(大きな濃い緑色の葉で、表面に細かい毛が生えてマットな質感)からきっとフィカス・ベンガレンシスでしょう。
幹を曲げて仕立てやすい
ゴムノキの仲間は、枝を曲げたりしやすいので、好みの形に仕立てていく楽しみ方もあります。
同じフィカス属(ゴムノキの仲間)で有名なベンジャミンは、三つ編み状に仕立てたものがよく流通しています。
ベンガレンシスの場合は、まだ木が若いうちに支柱やワイヤーで固定させて幹をカーブさせる方法が多いです。
もちろん、ストレート仕立てで、幹を真っ直ぐ仕立てる方法もあります。
ベンガレンシスの見た目がカッコいい
ベンガレンシスは、丸っこい大きな葉で、濃い緑色の全体に葉脈のラインがくっきりと見えてカッコいいです。
幹や枝も、白っぽくてツルツルしていて、すっきりとしていて美しいと思います。
大きな葉っぱなので存在感があって、部屋に置いてあるとおしゃれ感が増します。
基本の水やり
土の表面が乾いてから、鉢底から滲み出るくらい水をやります。受け皿に水を溜めず、すくに捨てて根腐れしないようにします。
枯らしてしまう原因として、水やりし過ぎによる根腐れが多いらしいです。
また、よく霧吹きをして葉水をあげるようにします。葉水は毎日でも大丈夫です。
直射日光を避けつつ、日当たりの良いところに置く
明るいところを好む性質があるので、日当たりの良いところに置きます。
耐陰性もあるようなので、室内で日光の当たるような場所なら生育できますが、日当たりの良いところの方が元気に育ちます。
急に外で直射日光に当てると葉焼けすることがあるので、いきなり直射日光に当たるところに放置しないようにします。
根の生長が早い
苗ポット(3号)に入っていたので、1週間ほどしてから4号スリット鉢に植え替えました。
1週間ほどして、スリット鉢のスリットのところから、根が出てきました。こんなに早く根が伸びるのかと思うほど、根の生長が早いです。
まだ小さな木なので、どんどん生長してほしいです。
冬期には新芽がなかなか伸びない
購入から1ヶ月半になり、幹や葉など全体的にがっしりしてきたような感じはありますが、11月後半で気温が下がってきているせいなのか、新芽は伸びてきません。
室内の気温で冬にも少し伸びてくれたら嬉しいですが、春まで待たないと新しい葉が出ないかもしれないです。
【約2ヶ月後】
2ヶ月経っても、新芽は増えませんでした。ほとんど見た目が変わっていません。幹が多少太くなって、根が伸びています。
もうしばらく様子を見ていきたいと思います。
【追記①】
4月になって、ようやく新芽が展開してきました。
※ ベンガレンシスの新芽の関連記事
【追記②】
3年後には、ベンガレンシスの背が高くなり、160cmくらいになりました。
※ベンガレンシスの3年後の記事
※ フィカスの関連記事
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