オリヅルランの子株がたくさんできたので、水栽培にしたり、土に植えたりしました。
土に植え付けた子株はだんだん育っていき、子株というより親株になりそうな勢いで大きくなっています。
一方の水栽培で育てている子株は、根がどんどん伸びているものの、株の大きさはそれほど大きくなっていません。
水で育てるか、土に植えるかの選択でかなり生長に差が出ることがわかりました。
今回は、オリヅルランの子株の生長についてまとめたいと思います。
オリヅルランの基本情報
学名: Chlorophytum comosum
和名: オリヅルラン(折鶴蘭)
科名: キジカクシ科
属名: オリヅルラン属
原産: 南アフリカ
形態: 多年草
オリヅルランの花
オリヅルランを育てていると、中心からランナーと呼ばれる茎が出て、白い1cmほどの花を咲かせます。
1日で花はしおれていきますが、ランナーには複数のつぼみがついているので、日にちをずらして連日花を楽しめることもあります。
オリヅルランは、観葉植物として親しまれていますが、葉だけでなく花も楽しめるところが面白いと思います。
花が咲いたあとのオリヅルランの子株
花が咲き終わると、小さな子株ができ、子株が少しずつ大きくなっていきます。
子株がいくつもできてくるとかわいいです。
水栽培の子株
オリヅルランの子株を水栽培にすると、わりと早くから根が伸びていきます。水栽培にして失敗しにくい植物です。
根が伸びすぎて困るほど、しっかり根が出ます。
水は毎日交換しなくても大丈夫ですが、水がなくならないよう定期的に水を換えます。
水栽培でしばらく元気に育ちますが、大きく生長させるには土栽培の方が向いています。
水栽培で何ヶ月か経つ頃には、オリヅルランはそれ以上大きくならず、一番古い葉は黄色くなってきたりします。
水栽培では、土に植える前に発根させる期間育てたり、ある程度の期間楽しむ場合に向いていると思います。
土栽培の子株
同じ時期にできた子株でも、土に植えると大きくなるのが早いです。
オリヅルランを増やしたり、子株を生長させて花を咲かせたいときには、土に植えた方が成功しやすいです。
ランナーにつけたままの子株
あまりたくさん鉢を増やせない時には、しばらくランナーに子株をつけたままにしておくこともできます。
水やりをしていれば、子株は簡単には枯れません。
だいぶ子株が大きくなってきました。全部株分けしたら、とてもたくさんに増えそうです。
ランナーにつけたままの子株は、どれくらいまで大きくなれるか気になるところです。現在、何ヶ月もランナーにつけたままにしていますが枯れていません。
子株は大きくなっていますが、土に植えた子株よりも大きくなるスピードはゆっくりです。
つい先日、子株が一つランナーから自然に取れたので、水栽培に移行しました。ある程度大きくなった子株で、空気中にあって乾燥気味で伸びていない根から急に水栽培に切り替えても、水を吸って元気を保っています。
ランナーに子株がたくさんできて、それぞれサイズが大きくなってくると、水をたくさん吸うようになって、以前よりも水やりの量が増えました。
水が不足してくると、葉がくたっとなったり、枯れる葉が増えます。
しばらくの間、次から次へとランナーが出て花を咲かせていましたが、子株が多くなりすぎたせいなのか、最近は新しいランナーと花がつかなくなりました。時期のせいなのか、肥料が少ないからなのかはっきりしませんので、様子を見たいと思います。
どの育て方でも楽しめる
オリヅルランは、ランナーが出て花が咲いたり子株がつく様子も可愛らしいので、子株ができるまで育ててみると楽しいです。
子株は、水栽培でも土栽培でも、わりとすぐに根が出て育てやすいです。
オリヅルランは根が伸びるのが早いので、小さい鉢だと根詰まりしないように、状態を見て植え替えをしたほうが元気に育ちます。
ランナーにつけっぱなしもゴージャスなので気に入っていますが、そのうち子株を切り離して育てようと思っています。
まとめ
オリヅルランを子株で増やすには土に植えるのが確実ですが、ランナーに付けたままにして子株がついている状態を楽しむこともできます。
水栽培には向いていますが、長期的に育てるには土に植えた方が元気に育ちます。
オリヅルランを育てるなら、花をつけたり子株がついたりすると変化があって面白いと思います。
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