アイビーの苗を植え替えて2週間ほど経ってから液肥をあげたら、新しい葉っぱがすごくツヤツヤになりました。
新しい葉っぱは、たいていツヤツヤしているものですが、肥料を与えたあとは、さらにツヤが増していました。
下の写真を撮影する2日前に、液体肥料(ハイポネックス)を2,000倍に希釈して1回水やりのように注いだだけですが、明らかに今までよりも葉にツヤが出て、予想以上の効果がありました。
2,000倍希釈でこんなにツヤが出るのですから、アイビーに液体肥料をあげるときは、最初は薄い希釈にすることをおすすめします。
肥料を与えると葉にツヤが出て、伸びるのも早くなります。
早く伸ばしてグリーンを増やしたいとき、葉にツヤを出したいとき、使い過ぎないようにしながらも、肥料は効果があります。新しい葉っぱに肥料は効果的ですが、古い葉は少しカサカサしたままで、肥料を与えてもそれほど変化はありません。
また、アイビーは、基本的に肥料がなくてもよく生長するので、肥料なしで育ててもほとんど大丈夫です。
どんどん伸びる、という話をよく聞きます。
アイビーの肥料の与え方
アイビーは、肥料を与えなくても基本的に大丈夫ですが、与える場合の注意点は以下の通りです。
【肥料を与えるポイント】
肥料は、暖かい時期である生育期に与えます。
【固形肥料】:緩効性の肥料を年2回与えます。
【液体肥料】:1〜2ヶ月に1度、薄めて水やりの代わりに与えます。肥料のパッケージの規定量を守り、うすめて使います。(ハイポネックスは、2,000倍希釈で効果がありました。)
液体肥料は効き目に即効性があり、持続期間が短いのが特徴です。かなり薄い濃度でも十分効果を発揮します。
肥料の与えすぎに注意しよう
肥料を与えて、葉のツヤが良くなったり、伸びるスピードが上がったりすると、どんどん肥料を与えたくなりますが、与えすぎると肥料やけを起こして、最悪の場合には枯れてしまいます。
アイビーの場合は、肥料なしでも生育が良い植物なので、肥料はあげすぎるよりは少なめのほうが健康に育てられます。
肥料なしでも、ほぼ大丈夫です。肥料をあげた方が生長は早くなるので、もし肥料をあげるならば薄い濃度から始めましょう。
薄めるタイプは、少量で作ると濃くなってしまいやすいので、1〜2リットルまとめて作ったり、薄めずに使えるタイプの液体肥料にしたり、粒状になっている緩効性肥料にするなど工夫できます。
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アイビーは生長が早い
アイビーはよく生長します。
8月19日の時点では、上の写真の長さでした。
3か月経った頃(11月26日)には、下の写真の長さにまで伸びました。
この3か月の期間、2,3回液肥(ハイポネックス2,000倍希釈)を与えたものの、固形肥料は与えていませんが、ぐんぐん伸びました。
苗を買って最初のうちは、伸びるか心配になりますが、数か月もすると長すぎるくらいになります。
アイビーは育てやすい
アイビーは、つる性植物で生長が早く、ヘデラという別名でも呼ばれ、ウコギ科のキヅタ属に分類されます。耐寒性、耐暑性、耐陰性があるため、部屋の中でも色んな場所で育てることができます。
【アイビーの基本情報】
和名 セイヨウキヅタ(アイビー)
学名 Hedera helix
科名 ウコギ科
属名 キヅタ属
つるを切って水栽培できるので、ちょっとグリーンを置きたいとき、ガラス瓶などに挿して飾ることもできます。
アイビーは、空気をきれいにしてくれる効果に優れているエコプラントとしても知られています。
育てやすいだけでなく、見た目もさわやかで、空気もきれいにしてくれるので、まずは何か観葉植物を置いてみようかというときにもおすすめです。
肥料を持っていなくても育てられます。もし肥料をあげたら、少しの量で葉がツヤツヤになったりしますが、肥料は適量を守り、使いすぎないのがコツです。
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まとめ
アイビーは、生長が早い植物なので、肥料なしでも問題ないですが、肥料を与えると葉のツヤが良くなったり、生長が早くなったりします。
ハイポネックスの液体肥料を2,000倍希釈したもので、十分効果がありました。
早くアイビーを生長させてグリーンを増やしたいときなどに、液体肥料をうすい濃度で与えてみると良いと思います。
肥料を与える際には、暖かい生育期に与えます。冬時期やアイビーが弱っているときには、肥料やけを起こしやすいので与えません。
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