レモンの香りがするハーブ

レモンユーカリ ハーブ・果樹
レモンユーカリ
記事内に広告が含まれています。

ハーブの中でもレモンの香りがするハーブがあります。わが家では、レモンユーカリとレモングラスを育てています。

レモンの香りがするハーブは、害虫がつきにくく、ハーブとしての香りも使いやすいと思います。

レモンユーカリはお風呂の入浴剤代わりとして、レモングラスはハーブティーにするのがおすすめです。

今回は、おもにレモンユーカリとレモングラスの特徴や育てやすさなどについてまとめました。

レモンの香りがするハーブ

レモンの香りがするハーブの例

・レモンユーカリ
・レモングラス
・レモンバーム
・レモンバーベナ
・レモンマートル

など

レモンの香りがするハーブは何種類もありますが、植物名にレモンの名前が入っているものが多いので、見つけやすいと思います。

草のタイプと木のタイプとあります。

果樹のレモンも、ベランダで鉢植えで栽培することが可能です。

育てやすさの比較

育てやすさは、レモンユーカリもレモングラスもそれほど差はなく、どちらも強くて育てやすいように思います。

レモンユーカリ
レモンユーカリ

レモンユーカリは、ユーカリの仲間で、木です。何年も育てて大きくしていくことができます。

レモングラス
レモングラス

レモングラスは草ですが、室内に入れるなどして冬越しすると何年も育てていくことができます。また、株分けして増やすことができます。

いずれも、夏によく生育するので、冬に収穫するのは難しいです。冬はドライハーブにして使うと良いかもしれません。

レモングラスの方が草なので気軽に育てやすいかもしれません。また、株分けで増やしやすいです。

※ 関連記事

レモンユーカリの育て方
レモンユーカリはユーカリの仲間で、オーストリア原産のフトモモ科の植物です。 レモンユーカリは、木ですが、葉っぱからレモンのような香りがするので、園芸店のハーブ類の近くに苗が並んでいることもあります。 このレモンのような香りは、虫除けになるということで、アロマを使った虫除けスプレーなどにレモンユーカリ...
レモンユーカリ1年目の冬越しと剪定
冬越し後のレモンユーカリは、春になって脇芽が出てきました。 3月頃からいろんなところから芽吹き始めたので、芽吹く力が強いと感じました。 一回目は、ひょろひょろと細く伸びすぎている幹の先端を少し切り戻し、2回目は、少し経ってから多すぎる脇芽を減らしました。 5月になって、新しい葉が出てきているので、今...
レモングラスを育て始めました
ハーブティーやトムヤムクンスープなどに使えるレモングラスを育ててみることにしました。 レモングラスは、レモンの香りのするハーブで、ハーブティーにするととても飲みやすいのが特徴です。 以前から興味があったのですが、種から育てるのは時間がかかったり難しそうですし、なかなか苗を見かけなかったのですが、最近...

収穫量の比較

草と木の違いはありますが、1つの鉢でどちらもそれなりの収穫ができると思います。

レモングラスの方が草で小さそうに感じますが、夏にぐんぐん伸びるので、けっこうハーブとして使えます。

レモンユーカリは、木が大きくなると葉の表面の小さな毛がなくなって、ツルツルの葉になるので、香りが弱くなった感じになります。ツルツルの葉でも、葉を揉んだりすると香りがするので、入浴剤などにしてもしっかり香りを楽しめます。

ハーブの効能

レモンユーカリの効能

・入浴剤や虫よけなどに使われる
・おもな成分 シトロネラール
・防虫作用(蚊、ダニなど)
・抗炎症
・抗菌、抗真菌作用
・空気清浄作用
・鎮静作用
・鎮痛作用

などといわれています。環境などの条件によっても変わり、効果には個人差があります。
ハーブや精油は、妊娠中など、摂取を控えた方が良い場合もあります。
レモングラスの効能

・料理やハーブティーによく使われる
・おもな成分 シトラール
・胃の働きを整え、消化を促進する
・血行促進
・抗菌、消臭
・抗炎症
・防虫作用
・リラックス効果
・リフレッシュ効果

などといわれています。環境などの条件によっても変わり、効果には個人差があります。
ハーブや精油は、妊娠中など、摂取を控えた方が良い場合もあります。

同じようなレモンの香りがするハーブですが、葉の形状や使い方には違いがあります。

ハーブティーや料理に使いやすいのがレモングラス、入浴剤や虫よけの香りとして使いやすいのがレモンユーカリだと思います。

レモングラスもレモンユーカリも似たような効能もあります。レモングラスには胃の調子を整える効果があると言われているので、料理やハーブティに向いています。

使ってみたい用途で選ぶこともできます。

レモンユーカリの基本情報

レモンユーカリ

学名: Eucalyptus citriodora

科名: フトモモ科

属名: ユーカリ属

原産地: オーストラリア

種類:  常緑高木

レモンユーカリを育ててみた感想

レモンユーカリを3年ほど育てています。若い苗のときのうぶ毛が生えたような葉の方が、少し触っただけでレモンの良い香りがします。

木が大きくなるとツルツルの葉になって、触ってもあまり香りませんが、葉を切ったり揉んだりお湯に入れたりすると香りが出るので、ハーブとして使えます。

順調に育つと大きくなるので、適度な剪定をするといいと思います。

ハーブですが、見た目はユーカリの木という感じです。

レモンの香りが強く、ハーブの効能として虫よけや殺菌などがあるので、気に入っています。主に入浴剤代わりに使うことが多く、いい香りがします。ローズマリーやラベンダーなどのハーブと一緒に入れたりしますが、それらのハーブの中でもレモンユーカリの香りは強い方です。

ユーカリの仲間で、なんとなく見た目がおしゃれな感じがするのと、害虫がつきにくく丈夫で育てやすく香りや効能も良いので、気に入っています。おすすめのハーブです。

※ 関連記事

2年目になるレモンユーカリ
レモンユーカリの香りは、葉からレモンの良い香りがします。レモンユーカリの精油は蚊除けスプレーにも使われることがあるので、害虫対策もできるといいな、と思って育て始めました。 オーストラリア原産で、ユーカリの一種で、多湿が苦手で日光を好む性質があります。 条件が整えば、とても大きくなる木です。 わが家の...
3年目になるレモンユーカリ
レモンユーカリを苗から育てて3年目になりました。背が高くなり、枝分かれもしてきました。 上の方からは、ツルツルした葉が出てくるようになりました。 室内から窓越しにベランダを見るとき、レモンユーカリの葉が風に揺られているのが見えるようになり、このままの眺めも良いのですが、そろそろ剪定しようかと迷ってい...

レモンユーカリの虫よけ効果

レモンユーカリの精油は、ハーブを使った虫よけスプレーなどによく使われています。レモンユーカリの葉から虫よけスプレーの手作りはまだしたことがありませんが、部屋に剪定した枝などを置いておくとほんのり香って虫よけ効果もあるかもしれません。

蚊よけだけでなく、抗ウイルス、殺菌などの作用もあるようです。

レモンユーカリの葉を触ったり、切ったり揉んだり、お湯に入れたりすると香りが強く出ますが、香りは一時的で何時間も何日間も持続しないので、たくさんの葉をその都度使うなどしないと虫よけとしては使うのが大変かもしれません。

レモンユーカリに害虫がつきにくいので、それなりの虫よけ効果はあると思いますが、ベランダのほかの植物にはハダニがつくことなどはあります。

レモンユーカリの木が植えてあるからといって、部屋やベランダに蚊やゴキブリが全く来なくなるほどまで強い虫よけ効果はありません

蚊よけ、虫よけを中心に頻繁に使いたい場合には、レモンユーカリのアロマの精油を使った方が効率が良いと思います。

レモンユーカリの葉は、お風呂に入れるとよく香り、使いやすいです。

レモングラスの基本情報

レモングラス

学名: Cymbopogon citratus

英名: Lemon glass

科名: イネ科

属名: オガルカヤ属

原産地: 東南アジア、南インド、マレーシア

レモングラスを育ててみた感想

レモングラスはまだ育てて2ヶ月ほどですが、何度もハーブティーに使えています。

気軽に育てて使えるハーブだと思います。今までなかなか園芸コーナーで苗を見かけなかったのですが、日本の夏の気候でも育てやすいです。

けっこう勢いよく伸びてくれるので、ハーブとして使いやすいです。

見た目としては、伸びすぎて困るお庭や河原雑草のような見た目ですが、レモンの良い香りがして、いろんな料理にも使えるとても優秀なハーブです。

主にハーブティーにしていますが、トムヤムクンなど、エスニックな料理を作る時に使ってみたいと思っています。

室内に入れるなどして冬越しできるようですが、もし園芸店で入手しやすいのであれば、夏シーズンだけで育てても十分育てがいがあると思います。

おすすめです。

まとめ

レモンの香りがするハーブは、香りがさわやかで使いやすい物が多いです。

それぞれ特徴や使い方が違っているので、見た目、香り、効能、用途、育てやすさ、入手しやすさなどを考えて選ぶと良いと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました