黒星病は、罹患すると葉に黒いシミのような斑点が現れるのが特徴で、バラやミニバラに発生しやすい病気の一種です。
カビ(糸状菌)による感染によって生じ、雨の多い季節に発生しやすいようです。
調子が悪くなって黄色くなって落葉した葉などもありましたが、特に対策をしていませんでしたが、今回、思いきって剪定しました。
剪定したミニバラはの品種は、プリンセス・オブ・インフィニティです。
ミニバラの基本情報
【ミニバラ】
学名: Rosa
英名: Miniature rose
和名: 薔薇
科名: バラ科
属名: バラ属
分類: 落葉低木
剪定前
【2024年9月6日】
よく見ると、葉に黒い斑点がついています。見た目もカビのシミのようです。
【2024年9月6日】
株全体はこのような感じです。ミニバラとは思えないくらい、伸びました。
葉が込み合って、剪定が必要な時期だったので、思い切って短めに切りました。
とくに黒い斑点のついている葉が多い部分を剪定しました。
剪定後
【2024年9月6日】
剪定後のミニバラ(プリンセス・オブ・インフィニティ)はこのようになりました。
黒星病の葉と、込み合っていた葉が取り除かれてすっきりしました。
剪定後は、新芽が出てきてくれればまた花を咲かせてくれます。
光合成ができるように、黒い点が少しついている葉も何枚か残しました。
これから様子をみて、順調に新しい葉が出てきたり、あるいは反対に黒い斑点が広がるようであれば、残りの葉を取り除く予定です。
無事に新芽がでてきてくれればと思います。
剪定のタイミング
ミニバラは、一般的に冬剪定と夏剪定をします。大胆に切り戻すのは冬剪定ですることが多いです。
今回は、大きく切り戻しましたが、夏の終わり頃の剪定でした。
秋にかけて新芽が伸びてくる季節なので、うまくいくと冬の前に花を咲かせてくれるかもしれません。
ミニバラやバラは、剪定に強く、新しい枝を出していく回復力が強い植物なので、傷んだ葉や伸びすぎた枝などは思い切って剪定していくほうが、新しい枝葉が出てきやすくなって、元気な株になることがあります。
よく伸びる分だけ、エネルギーを消費するので、肥料も必要とします。
また、メネデールや活力剤を使うことで、新芽が出やすくなったりします。剪定後にメネデールをうすめて水やりに使いました。
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まとめ
プリンセスオブインフィニティという品種のミニバラは、今回黒星病になってしまいましたが、比較的丈夫で育てやすい品種です。
殺虫剤を使わずに育てることができています。必要に応じて、殺虫、殺菌成分の入っている薬剤を使うと良いこともあります。
調子が悪くなって、さらに葉が茂って風通しが悪くなっていたのが気になっていたので、剪定できて良かったです。あとは、これから無事に葉が出てきて花が咲いてくれるといいな、と思います。
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