ミニガーベラを植え付けてから1年近く経ち、お気に入りの花の色なので、株分けして増やせるかやってみることにしました。
よく花を咲かせて、夏と冬の厳しい季節も無事に越すことができ、株全体が大きくなりました。
葉の色が黄色っぽくなってきていたので、肥料が足りないせいか気になって、肥料をあげたりしていたのですが、鉢から取り出してみると根でいっぱいだったので、根詰まり気味だったせいかもしれないですね。
ここまで順調に大きく生長してくれたので、植え替えと同時に株分けして、また新しい花を咲かせられるように育てていきたいです。
今回は、ミニガーベラの株分けの様子について書きたいと思います。
ガーベラの基本情報
学名: Gerbera
英名: Gerbera、Transvaal daisy
和名: 花車
科名: キク科
属名: ガーベラ属
原産地: 南アフリカ
特徴: 多年草
開花期: 4〜6月、10〜11月
植え替え前の様子
ちょうど花が咲いたので、その花を摘んで切り花にしてから、葉と小さなつぼみだけの状態にして植え替え作業を開始しました。
まずは、植木鉢から株全体を取り出します。
鉢からなかなか抜けず、どうしてかな?と思っていたら、どうやら根がぎっしり詰まって抜けにくくなっていたようです。
1年間、何度も花を咲かせてくれていた間に、根をしっかり張って株としてだいぶ大きくなっていたようです。
ミニガーベラの根
ミニガーベラの根は、意外と太めな根が何本も出ていました。あまり枝分かれせず、まっすぐ下に伸びる感じの根でした。
取り出した根の部分を触ってみると、土をガッチリと包んで、固く簡単にはほぐれないような感じでした。
少しずつ土と根を全体的にほぐしていくように押さえていって、土を落としていきました。
株分けするには、まず土をできるだけ落として根の状態がわかるようにした方が、切り分けやすくなります。
株の切り分け方
一つの株ごとに中心となる部分があり、中心のあたりから葉や花芽や葉が出てきます。育てていると、中心となる部分が3つくらいに増えています。
株分けは、この中心を傷つけないようにしつつ、かたまり(株)ごとに分けます。
土を落としてから、株が分かれるようにハサミで切ります。元気な根を切り落とさないように、くっついている部分だけ切るようにします。
よく見ると3つの株になっていたのですが、今回は小さめの株はひとまとまりにして、2つに株分けしました。
植え付け
新しい鉢の底に、鉢底石、そして草花用の園芸培養土を少し敷いたところにミニガーベラを置き、まわりに新しい園芸培養土を入れていきました。
元肥入りであればそのままで良いと思いますが、今回は元肥として肥料を土に混ぜました。
ミニガーベラが二鉢に増えました。
【株分け後のミニガーベラ①】
【株分け後のミニガーベラ②】
その後の様子
【ミニガーベラ① 2023年5月8日】
株分け後の5月に花が咲きました。
【ミニガーベラ② 2023年8月14日】
葉の数も増え、元気に育っています。2鉢に増えたので、昨年よりもたくさん花が咲いています。
水やり
切れた根もあり、傷んだ部分もあるので、植え付け直後の水やりはメネデール液を希釈してあげました。1500倍くらいの希釈なので、薄めではありますが、ある程度の効果はあるのではないかと思っています。
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まとめ
ミニガーベラの株分けは初めてで、思ったより鉢の中が根でいっぱいになっていたのでこのタイミングで植え替えと株分けをして良かったです。
地上部の葉の量から予想するよりも、地下の根の量がかなり多いと思いました。
根をほぐしたりして、傷んだ部分がありましたが、その後順調に育って花も咲かせるようになりました。
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