剪定したパキラの枝を、はじめは鹿沼土100%で育てて、その後観葉植物用の土に植え替えました。
新しい葉が増え、順調に育っています。
さし木をするのに、鹿沼土は良かったのですが、底に穴のないガラス容器で育てていたら、鹿沼土の粒が砕けた砂が底の方に集まり、乾燥すると固まってきて空気を含まない状態になってきました。
100%鹿沼土を使ったガラス容器での栽培は、長期間は難しかったので、タイミングを見て、土が古くなってきたら、植え替えるのが良いと思います。
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パキラのさし木の難易度
パキラのさし木に成功しましたが、水栽培での発根するまで時間がかかりました。
パキラは、発根するのに時間がかかったので、さし木の難易度は中くらいだと思います。
あまり発根していなくても、土にさして適度な水やりをすると、いつの間にか根と新芽が出てくることもありました。
オリーブやレモンユーカリよりもさし木成功率は高いです。
パキラは丈夫な植物ではありますが、フィカスよりもさし木はやや難しく感じました。
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伸び過ぎたら剪定してコンパクトに
パキラが伸び過ぎたら、切り戻し剪定をして適度な大きさに整えることができます。
葉のついていない幹の部分から切り戻し剪定しても、新しい芽を出してくれました。
この写真は、剪定して幹だけになったパキラから、葉がたくさん出てきた頃の様子です。
伸び過ぎると置き場所困ったり、ひょろひょろとしてバランスが悪くて植木鉢ごと倒れやすくなるので、適度に剪定するとお世話しやすくなります。
剪定して幹だけになっても大丈夫か?
葉が一枚もなくなっても、気温がちょうど良い時期に新芽を出してくれます。うまくいくこともあれば、うまくいかないこともありますが、パキラは比較的新芽が出てくる力が強いと思います。
真冬には新芽は出ないと思いますが、春から秋にかけて、新芽が出やすいです。
剪定して葉がない時期に、もう無理かもしれないと不安になるかもしれませんが、しばらく様子を見ると、まだ生きていて、新芽を出す準備をしていることがあります。
根腐れしないよう気をつけながら水やりをして、さらに窓越しでも大丈夫なので、日光に当てると新芽を出しやすいです。
11月以降の気温が下がる時期には室内で育てます。
まとめ
パキラは、フィカス系(ゴムの木の仲間)よりもさし木の成功率は下がりますが、かなり丈夫な植物で、切り戻し剪定をした後、しっかり葉が出てきてまた元気に育ちます。
何年か育てていると伸びてくるので、剪定していくと形や大きさが整って育てやすくなります。
剪定した枝からさし木で増やすという楽しみ方もできますよ。
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