花が終わってから葉だけになった胡蝶蘭を育ててきて、ようやく花が咲いてきました。
胡蝶蘭の花がもう一度咲くまでお世話したのは今回が初めてなので、とても嬉しいです。
花がきれいなことに加えて、花もちが良くて長い期間花を楽しめることも、胡蝶蘭が人気のある理由になっているようです。
一般的な草花と違って、土ではなく水苔に植わっていることもあり、難しそうなイメージがありましたが、水やりの管理の仕方がわかると、それほど手間のかからない植物だと感じました。
今回は、開花してきた胡蝶蘭の花の写真を載せていきたいと思います。
※ 開花までの胡蝶蘭の様子
胡蝶蘭の基本情報
胡蝶蘭(コチョウラン)
学名: Phalaenopsis aphrodite
英名: Moth orchid
目名: キジカクシ目
科名: ラン科
属名: コチョウラン属
原産地: 台湾南部、フィリピン、インドネシアなど主に東南アジアの熱帯地域
特徴: 着生植物
胡蝶蘭の水やりの方法
【胡蝶蘭の水やり】 ・水やり(水苔の表面が乾いてきたらたっぷりと) ・霧吹き(水やりをしない日でも、霧吹きで葉や根に霧吹きして水分補給) ・液体肥料を与えるときにはかなり薄めにする
胡蝶蘭は、葉と根から空気中の水分を取り入れています。分厚い葉と根に水分を蓄えておくことができますが、水やりと霧吹きによる水分補給が必要です。
根元の水苔が乾燥してきたら水をあげます。水苔に植わっていますが、普通の鉢植えの植物のように水苔の部分に水を注ぐようにして水やりします。
また、霧吹きで葉と地上に飛び出している根に水分を補充させることもできます。乾燥しやすい時期には、霧吹きで湿度を与えると葉に張りが戻ります。
霧吹きだけでは不十分なので、水やりをした方が良いです。
気温が上がって、花芽が生長してくるにつれて水苔が乾いてくるのが早くなってくるので、季節に合わせて水やりの頻度をあげたりして調節します。
また、肥料は少なめが良いのですが、普通の草花よりもかなり薄めにして液体肥料を与えると、花付きが良くなったりします。
開花してきた胡蝶
【2023年5月8日】
つぼみが大きくなり、もうすぐ咲きそうです。
【2023年5月10日】
最初の花が咲いたところです。つぼみが大きくなってきてから、ふわっと花が開いていきました。
花が開くと、やはり全体の印象がかなり変わり、一気に華やかで高級感が出てきました。
【2023年5月16日】
2番目の花が咲きました。花の部分が重くなってきたので、バランスを崩して鉢が倒れないように気をつけています。
【2023年5月25日】
4番目の花が咲きました。こちらの枝にはあと一つつぼみが残っています。
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8月まで花がも咲いていました
【2023年8月5日】
胡蝶蘭はとても花もちが良く、5月に開花した花が8月まで咲いていました。
残りの花が少なくなってきたので、切り花にして生けました。
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