ツヤのある葉で観葉植物として楽しめるだけでなく、花が咲いて実がなるコーヒーノキが気になっていたので、今年お迎えしました。
小さな苗ですが、大きく育てていきたいと思っています。
一つの鉢に4本の苗が植わっていました。
大きく育てたいので、1本ずつ分けて育てることにしました。また、見た目が可愛く育てやすそうなので、友達へもプレゼントにも良さそうです。
今回は、コーヒーノキの苗を分けた様子をまとめたいと思います。
コーヒーノキの基本情報
【コーヒーノキ】
科名: アカネ科
属名: コーヒーノキ属
種名: アラビカコーヒーノキ(Coffea arabica L.)
(他に、ロブスターコーヒーノキ種などがあります。)
原産地: エチオピア南西部の高地(アラビカ種)
コーヒーの苗の株分けの方法
【2023年5月30日】
鉢から取り出し、ていねいに根をほぐしていきます。
そっと分けて、1本ずつ植木鉢に植えていきます。
土は、花用の園芸培養土を使いました。観葉植物用の園芸培養土でも大丈夫だと思います。
仕上げに、メネデール液を入れた水で水やりをしました。
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コーヒーノキの育て方
【置き場所】
ベランダの日陰のところで育てています。
真夏と真冬は室内に入れると良いという説明もあるので、照りつけるベランダでは葉焼けしやすいので、夏は室内に入れると良いと思います。
6月くらいからベランダの日陰で育てているのですが、日差しに慣れてきたのか、8月上旬の現在でも室内に入れなくても元気に育っています。
冬の寒さには弱いと思うので、秋の終わり頃から室内に入れて育てる予定をしています。
【水やり】
土の表面が乾いてきたら、鉢底から水が出るまで水をやります。
【肥料】
春から秋にかけて液体肥料や粒状の肥料をあげます。規定量より少し少なめにあげています。
【植え替え】
株が大きくなってきたらひと回り大きな鉢に植え替えます。
花と果実
発芽から3年から5年で、ジャスミンに似た香りのする白い花を咲かせます。その後、コーヒーチェリーと呼ばれる果実をつけます。
果実が成熟するまで約9か月かかり、色は赤色です。
果実の中に2粒の種子が向い合せに入っていて、この種子がコーヒー豆です。
植え付け後の様子
植えつけてから、順調に葉を増やしています。葉は2枚セットになっていて、新芽が出てくるのがかわいいです。
この大きさからして、今年の春に発芽したばかりの苗だと思います。
小さな鉢でまとまって植わっているよりも、一本ずつ育てた方がのびのび育っている感じがします。
【2023年7月20日】
5月末から順調に大きくなってきました。
【2023年7月21日】
3号くらいの鉢に植え替えました。
大きくなり過ぎて根がたくさん絡まってから一本ずつ分けるよりも、わりと早めに株分けすると分けやすいと思いました。
とはいえ、分けるときに根が切れたりするので、慎重に扱い、植え替え後にメネデール液を入れた水で水やりをすると回復が早い気がします。
以前はメネデールなしで植え付けや植え替えをしていたので、メネデールなしでも基本的に大丈夫です。
メネデールは、鉄イオンが入っている活力剤で、根や新芽が出るのを助けるような働きがあります。きれいな新芽が出やすくなった感じが気に入ったので、最近では植え替え後にメネデール液を入れた水で水やりをするようになりました。
まとめ
お店で購入すると、コーヒーノキの苗は何本かまとめて植えてあることが多いです。そのまま育てることもできますし、一本ずつ分けて育てることもできます。
観葉植物として飾ってもおしゃれですが、花や実をつける植物なので、コーヒー豆を収穫してみたいなと思っています。
まだ小さな苗で、この大きさのままでも十分可愛く、今後の生長が楽しみです。
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