さし木したものが、発根して生長できているか、土の中は見えないので気になりますね。
植物の種類や気温などの条件にもよりますが、早ければ1週間で発根し始めるものもあり、1ヶ月くらいで根が伸びたり新芽が出て挿し木の成功がわかることが多いです。
ゆっくりペースで生長する植物だと、根の伸びや新芽が出るのに2、3ヶ月かかることもあります。
今回は、さし木が成功したかどうやって判断できるかについてまとめてみました。ハイビスカス、ポトス、アイビー、ベンジャミン、パイナップル(クラウンざし)などを例にしています。
葉がしおれていない

さし木がうまくできているかの判断の一つは、葉に元気があるかどうかです。
とくに葉が大きくなったりしていなくても、葉に張りがあって元気であればまずは大丈夫です。
葉がしおれてきて、枝から落ちたりしてきたら、上手に水分を吸収できなかった証拠になります。
葉が枯れたら、さし木に失敗した可能性が非常に高いです。場合によっては、茎や根が生きていて、あとから新芽が出てくることもないわけではありませんが、可能性は低いです。
また、はじめのうちは根が生えていなかったり十分に根が張っていないため、こまめな水やりが必要になります。霧吹きで葉水を与えることも効果的です。
途中まで順調でも、水やりが足りないと葉が枯れてしまうこともあります。
ほんの1日や数日のうちに、水切れによって枯れてしまうことがあるので、1ヶ月間くらいは注意深く見守る必要があります。
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新芽が出てくる

節のところから新しい芽が出て来てきたら、さし木が上手くいっています。

新芽が出てからも、急に乾燥させたりすると枯れてしまったりするので、引き続き乾燥させないように水やりを続けて、さし木して1、2ヶ月経ってから鉢上げします。
新芽が出てきても、十分な根が出ていないこともあります。その場合、芽が出てから根が伸びるという順番で生長しています。
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底から根が見える

小さなポットや植木鉢で育てていると、鉢底穴から根が見えることがあります。上の写真はベンジャミンを挿し木した時の根です。
下の写真は、ポトスをさし木したときの根です。

伸びてきた根が見えたら、無事に発根して生長している証拠になります。
新芽が出てきた頃に、鉢底を見てみると根が出ていたりします。
あるいは、発根が確認できたあと、新芽が出てくることもあります。根も葉も両方とも生長していくことがわかります。
発根が確認できると嬉しいですね。
さし木するとき、スリット鉢を使ったら隙間から根が出てくるのを見つけやすかったです。スリットがついていると、水はけや空気の通りが良くなるという利点もあります。
鉢底穴の位置などによっては、発根していても隠れてしまって見えないことがありますが、根を見つけられなくても問題ありません。あくまで、発根しているのが見えたら、生長できていることを確認しやすいというだけのことです。
引っこ抜かないように、軽めに引くと抵抗がある
あまりおすすめしませんが、さし穂を軽く持ち上げるように引くと、根が生えていたら抵抗があります。抵抗があるか確かめるだけで、完全に引っこ抜いてはいけません。
全然根が生えていなければ、すっと土から抜けます。
この確認方法は、せっかく生えてきたばかりの若い根を傷つけてしまうかもしれないので、あまりしないほうが良いです。
絶対にさし木に失敗していそうな場合や、さし木して時間がかなり経っていて、だいぶ根が張っていそうなときにはわかりやすいかもしれませんね。
さし木してから、むやみに引っこ抜いたりしないのが、さし木を成功させるコツの一つだと思います。

この写真は、パイナップルのクラウンざしをして、伸びてきた根の様子です。根っこは良い感じですが、中心部に水をかけすぎて生長点が腐ってしまったので、引き抜くことにしました。
発根するまでは少し時間がかかりますが、根が伸び始めるとグングン伸びます。
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まとめ
【さし木が成功している場合】
・葉が元気
・新芽が出てくる
・根が鉢底から見える
まだ葉が元気なうちは、さし木が成功している可能性が高いです。最初の1週間は特によく観察しながらこまめに水やりし、順調であれば、1ヶ月ほどすると根や芽が出ていることが多いです。
2、3ヶ月かかることもあるので、こまめに水やりをすること、受け皿の水はためておかないようにし、霧吹きを時々して湿度を保つなどすると、枯れにくいと思います。
さし木の成功率は、植物の種類やさし木する時期などによっても変わります。
また、100%成功するとは限らないので、何本かさし木しておくと全滅しないで残れる可能性が高くなりますよ。
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