気温が高過ぎる真夏の時期には、肥料が多いと植物の根を傷ませやすいので、2週に一度ほど2000倍希釈の液体肥料(ハイポネックス)や、活力剤(リキダス)をあげるようにしています。
今年は、前年に比べて肥料が少なめにしているせいなのか、花の数が少なめです。
また、花の色がうすく、本来濃いピンクの品種ですが、白っぽい花が咲いたものもあります。
花の色が極端に薄いのは、肥料あるいは何かの成分が少ないせいだと思われます。
一方で、肥料を少なくしている今年は、ハダニの被害は少ないように思います。
今回は、夏の園芸肥料の適量について考えたいと思います。
花色がうすいのは肥料不足のサイン
咲いた花の色がうすいのは、ほとんどの場合肥料が足りていないです。
通常であれば、濃いピンク色の花が咲くミニバラ(スイートチャリオット)ですが、かなり薄いピンクや白っぽい花になっています。
本来、続く写真のような色合いです。
春にあげていた肥料が切れてきていたり、しばらく植え替えしていなくて土が古くなって栄養成分がなくなっているせいかもしれません。
即効性があるのは、液体肥料なので、薄めの液体肥料をあげて様子を見るのがおすすめです。
花の色、葉の色やツヤが良くなったり、葉や花のサイズが大きくなったり、伸びるスピードが上がったように感じたりすると、肥料の効果が出ているサインかもしれません。
肥料をあげるとき、十分な水分もあげて、干からびないようにするとより効果が上がります。
肥料があっても水分が足りないと枯れてしまいます。
肥料控えめでも少しはあげたほうがいい
夏は肥料を控えることが多いですが、夏に元気よく花が咲いたり枝葉を伸ばす植物には、適度に肥料があったほうが調子が良くなります。
肥料が切れてきたサイン見られたら、少し肥料をあげてみると花色葉のツヤが良くなったり、ぐんと伸びたりすることがあります。
肥料が切れているサイン
【肥料が切れているサイン】
・花や葉の色がうすい
・花や葉が小さい
・新芽がなかなか出ない
・葉が黄色くなる
など
肥料が切れると、植物に元気がないサインが出ます。
調子が悪い原因が、肥料切れなのか、ほかの水や光の不足、根詰まり根腐れなどが関係しているのか見分けることも大切です。
活力剤も併用する
肥料ではなく、活力剤を使って微量成分を補給することが効果的なこともあります。
商品名でいうと、リキダス、メネデール、HB101などを使ったことがあります。植物が元気になるのを助けてくれます。
肥料をあげる前に、活力剤をあげて調子を整えることもできます。
ハダニなどの害虫にも気をつける
肥料が多いと害虫がつきやすくなることがあります。
また、肥料やけして、かえって弱ってしまうこともあります。
肥料は多ければ良いというここではないので、うすめや少なめから様子を見ながらあげると失敗しにくいです。
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必要に応じて植え替えると効果的
何年も植え替えをしていないと、土の養分がなくなっていたり、根詰まりを起こしていて生育が悪くなることがあります。
元気を取り戻すために植え替えが必要なこともあります。
まとめ
花の色がうすいときは肥料が足りていないサインです。
葉のツヤなどよりも花の色のほうが肥料が切れていることに気が付きやすいです。
肥料のあげすぎも良くありませんが、適度にあげると元気に育ちますよ。
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